- 2016-8-9
- 顧客獲得
- 士業のビジネスモデル, 金融機関とのつきあい方
銀行でセミナーができれば、専門家としてのブランド力は高まります。
こんにちは。株式会社ネクストフェイズのヒガシカワです。
銀行では、「顧客向けの勉強会」を開催しています。
ただ、勉強会の開催に熱心な支店もあれば、そうでない支店もありますが・・・
あまり勉強会を開催していない支店も、決してやりたくないわけではありません。
顧客向けのサービスですから、意味があることは分かっています。
ただ、忙しくて人手が足りなかったりしてできていないわけで、
「誰かやってくれる人がいればいいのにな」
と思っています。
そこで、勉強会をあまり開催していない支店に対して、顧客向け勉強会の提案をすることで、
銀行でセミナーをする機会を手に入れることができます。
もちろん、懇意になっている支店長や役席がいる支店に対しての提案です。
関係性のできていない支店長に提案しても、まともにとりあってくれませんということは、
あらかじめ理解しておいてください。
提案をする際は、「セミナーの企画書」と「告知用チラシ」を、あらかじめ作っておくことが重要です。
支店でセミナーを開催する場合でも、そのセミナーの開催を許可してもらうために、
本部に稟議書を送ります。
セミナー企画書を作成しておくことで、その企画書を稟議書に添付するだけで、
簡単に稟議申請ができます。
また、告知用チラシを作成しておけば、支店側の「告知用チラシを考えて作る」という作業が軽減されます。
セミナーの提案をする際には、できる限り支店側の負担が少ないような段取りをすることで、
採用してもらえる確率を高めることができます。
(これは、商工会議所に対して、セミナー提案をする際も同様です)
テーマは、銀行が集客をしやすいものを提供してあげましょう。
たとえば、補助金や助成金といった中小企業支援施策に関するセミナーなら、
経営者が得することなので、集客はとても楽になります。
取引先企業の経営者が
「おっ、なんかおいしい話が聞けそうだな」
と思わせるネタを、常日頃から仕込んでおいて、セミナーテーマに活かすようにしましょう。
経営者は忙しいため、
「何か自社の経営に役立つような、お得な制度はないか」
と思いつつも、情報をキャッチしきれないからです。
参加する経営者は「おいしい話」を聴くことができる。
その場を提供した銀行と銀行員は顧客から感謝される。
そして専門家のあなたは、経営者と銀行の双方から「お得になる情報をもっている先生」だと認識され、
今後の仕事につながっていく……。
三者ともがハッピーになれる企画です。
また、以前お伝えした、「銀行員向け勉強会」でも同様ですが、実際に勉強会を開催するまでに
「打ち合わせ」と称して銀行を何度も訪問できますし、その担当者とのパイプは格段に太くなります。
それだけでも、専門家としては大きなメリットです。
「この支店は、あまり勉強会とかセミナーとかやっていないのだな」
と思ったら、そこであきらめるのではなく、ぜひ自分から企画提案をしてみましょう。
チャンスが広がるかもしれませんよ。
銀行に対して顧客向けの勉強会を提案する際にも、「提案の切り出し方」というものがあります。
相手がその気になっていないのに提案しても、採用してくれません。
まずは、「その気にさせる」ということが重要になります。
そのためには、「どういう風に話をすれば、銀行員はその気になっているのか」といった、
「銀行員の考え方」を押さえておく必要があります。
そんな「銀行員の考え方」を知ることのできるヒントが手に入ります。
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https://www.npc.bz/fp-shigyou/
(東京) 8月24日(水)、25日(木)、26日(金)、9月6日(火)、7日(水)、27日(火)、28日(水)、29日(木)
(大阪) 8月22日(月)、23日(火)、9月1日(木)、2日(金)、20日(火)、21日(水)、22日(木)
※10月以降も日程あり。詳しくはサイトをご参照ください。