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「◯◯に強い専門家」というブランドづくりにも役立ちます。
こんにちは。株式会社ネクストフェイズのヒガシカワです。
2008年から2009年にかけて、商工会議所では「事業承継セミナー」のブームがあり、
ありがたいことに、多くの商工会議所から、講師依頼をいただきました。
日本全国の商工会議所で「事業承継セミナー」の話をしたのですが、話をするだけで、
その後の仕事にはつながりませんでした。
「せっかくセミナーをするからには、このセミナーの受講者から、仕事を依頼してもらうことは
できないだろうか?」と考えました。
しかし受講者にとって私はただの講師であり、どんなサービスを提供してくれるのか
わからないため、仕事につながらなかったのです。
そこで、受講者が頼みたくなるようなコンサルティングのパッケージサービスを考えました。
それが、掲載している画像の「若手・二代目経営者経営力向上プログラム」でした。
「若手・二代目経営者経営力向上プログラム」とは、
1ヶ月に2回、クライアント先を訪問し、
2代目経営者に対して、
「経営者に必要な基礎知識」や「金融機関とのつきあい方」について、
6ヶ月間にわたって教えるというプログラムです。
要するに、「経営に関する家庭教師」です。
1ヶ月126,000円で6ヶ月ですので、このプログラムの料金は、756,000円です。
(当時の消費税は8%でした)
最初、このチラシを「事業承継セミナー」の際に配ってみました。
チラシ自体のインパクトがすごいので、多くの受講者が興味を持って読んでくれました。
しかし、依頼にはつながらなかったのです。
「やはりチラシでは、こういったプログラムの依頼をもらうのは難しいのか?」
と思っていたところ、「詳しい話が聞きたい」という問い合わせがありました。
喜び勇んで先方に訪問したところ、問い合わせしてくれた相手は
社長ではなく、社長の奥さんでした。
詳しくプログラムの説明をしたところ、納得していただき、即、契約になりました。
そこでわかったことは、父である社長よりも、
母である社長の奥さんのほうが、子供の将来に強い関心を抱いているということでした。
それがわかってからは、事業承継セミナーでチラシを配る際には、
「このチラシを家に持って帰って、奥さんに見せてください」
と言うようにしました。
すると、多くの依頼をいただけるようになったのです。
このプログラムは半年間のものですが、ほとんどのクライアントが、半年経つと、
「もう半年、面倒を見て欲しい」と依頼してきました。
2年半で30件以上の依頼があったので、4,500万円以上の売上につながりました。
まさかチラシ一つで、こんなに効果があるとは夢にも思っていませんでした。
このチラシがうまくいった理由として、私は以下のポイントがあると考えています。
士業のサービスを口頭で伝えても、なかなか伝わりません。
また、そのサービスを聞いた人が、他の人に伝えてくれることはほとんどありません。
しかし具体的なサービス内容が書かれたチラシなら、
そのサービスに対するニーズが高い人に渡してもらえる可能性は高くなります。
6ヶ月の独自サービスパッケージチラシを作ることで、顧客獲得がかなり楽になりますし、
紹介をより多く引き寄せるツールにもなります。
「6ヶ月」と期間を区切ることで、経営者も導入を検討しやすくなります。
あなたも一度、自分の独自サービスを考えてみて、6ヶ月パッケージチラシを作ってみませんか?
ちなみにネクストフェイズは士業・コンサルタント向けに、新設法人に営業するためのテンプレートチラシ制作を承っています。内容は、新設法人が税理士要らずになれるよう記帳サポートと会計教育を行う、6ヶ月のプログラムです。
ほかに一般社団法人融資コンサルタント協会の会員向けに、コンサルティングメニューチラシの制作も行っています。
実際にこれらのチラシを使って、商工会議所や金融機関から顧客の紹介をいただいた士業の方もいらっしゃいます。
チラシを上手に使うことで、「自分は経営者にどういう貢献ができる人なのか」を効果的に伝えることができるようになります。
そんな「顧客獲得のしくみ」づくりのヒントが手に入ります。
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