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セミナー後のアンケートだけでは、受講者を顧客にはできません。
こんにちは。株式会社ネクストフェイズのヒガシカワです。
「セミナーをしても、その後、顧客獲得につながらない」と相談されることがよくあります。
どんなにすばらしいセミナーを行っても、その後顧客獲得につなげるためのしくみがなければ、成果にはつながりません。
セミナーを行って、受講者を顧客にするにはいくつかの方法があります。
今回は、このうちの「①受講者ともう一度会う機会を作る」方法についてお伝えします。
どれだけすばらしいセミナーをしても、受講者のほうから「もう一度お会いして話をお聞きしたいのですが」と言ってくることは、ほとんどありません。もう一度会おうと思えば、こちらからアプローチする必要があります。
セミナーをしていると、どの人が熱心に聞いているのか、よくわかります。熱心に聞いている方は、セミナーの内容に興味がある方なので、見込み客となり得ます。そういう方を何人か見つけておき、途中の休憩や、セミナー修了後に、こちらの方から名刺交換に行くのです。
熱心に聞いてくれているからといって、向こうから名刺交換しに来てくれるとは限りません。確実にアプローチするためには、こちらから名刺交換に行くべきです。
受講者としては、講師の方から名刺交換に来てもらえていやな思いをする人は一人もいません。喜んでもらえます。
名刺交換したときに相手の住所を見て、こんなふうに提案してみてください。
◯◯市◯◯町ですか? 偶然ですね、この近くに、うちの顧問先があるのです
来週、その顧問先を訪問する予定になっています
今日のセミナーの感想などを聞かせていただきたいと思っているのですが、顧問先を訪問する際の前後にでも、御社に訪問させていただいたらご迷惑でしょうか?
セミナーに強く興味を持っている方ですから、講師から直接話を聞きたいと言われて断る人はなかなかいません。
ましてや「ご迷惑ですか?」と聞かれて「迷惑です」という人も、なかなかいませんから、ほぼ100%、承諾してもらえます。
たとえその近所に顧問先がなくても、「顧問先があります」と言ってください。受講者の会社を訪問するときの方便で構わないのです。
訪問した際には、「今回、どういう目的でセミナーに参加されたのですか?」という質問をしてください。
セミナー内容に関する経営課題を抱えていたために受講したでしょうし、その経営課題を解決するヒントが得られたので、興味を持って聞いてくれたのだと思います。ですので上記質問をすることで、その経営課題についての話題になります。
その話を深掘りしていくと、経営課題に関する具体的な内容を話してくれます。その内容について、いくつかアドバイスをします。
そして最後のアドバイスについては、「その内容につきましては少し調べる必要がありますので、次回、お会いしたときにお伝えさせていただいても良いですか? 再来週に近くの顧問先に来る予定がありますので、その時にでも訪問させていただきます」と次のアポイントをとるのです。
そういったことを何回か続けますと、先方から「あなたの顧問料はいくらぐらいですか?」と聞かれることがあります。大いに期待できる顧問先候補です。
私自身が顧問先を獲得した効果的な方法ですので、一度お試しださい。少なくとも、セミナー後に待っているだけより、遙かに顧客を獲得しやすくなります。
セミナー受講者を顧客にするために重要なことは、受講者と何度も会うこと。
会う回数が増えれば増えるほど講師に対する好意が深まり、講師の知識・能力・人となりも理解してもらえます。
※融資に関する質問などにもその場でお答えします
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