- 2018-2-22
- 顧客獲得
- 士業のビジネスモデル
自分のビジネスについて相談できる人はいますか?
こんにちは。株式会社ネクストフェイズのヒガシカワです。
「廃業してしまった士業。5つの共通点」の4回目です。
共通点4:メンターをもっていなかった。
日本政策金融公庫から創業融資を借りるときには、必ず「面接」があります。
その面接において、自らのビジネスについての説明をするのですが、
そこで必ずといっていいほど聞かれる質問があります。
それは、
「創業したビジネスが上手くいかなかったときは、どうされますか?」
という質問です。
この質問に対し、絶対に言ってはいけない答えは、
「仕事をやめます」
です。
仕事が上手く進まないときに、すぐにあきらめるような「根性無し」(失礼しました)は、
成功する確率が低いので絶対に貸しません。
「頑張って何とかします」という、逆に根性だけの話をされても、
「それまでも頑張って仕事してきたにもかかわらず、結果がでないのであれば、
一人で頑張り続けても結果は一緒でしょ」
と思われてしまいます。
「成功している同業の先輩や師匠、専門家にアドバイスをいただき、
できるところから手をつけていきます。」
というのが満点の答えとなります。
廃業してしまった士業の多くが、行き詰まった局面を打開するため、
誰にも相談せず、自分一人の力で何とかしようとしていました。
行き詰まった状況を、他人に見せたくないというプライドが高かった故に、
誰にも相談できなかったようです。
今まで上手くいかなかった人間が一人で、試行錯誤しても限界があります。
そんなときは、誰かに助言をもらうことで、行き詰まった局面を打開することができます。
そのためにも、いざというときに相談できるメンターを持っておく必要があります。
メンターは、同業の先輩でもいいですし、異業種の士業でもいいです。
自分のビジネスを成功させている人に話を聞くことで、その人の体験に基づくアドバイスをしてくれます。
士業にも、いろいろな種類がありますが、どの業種ににおいても、
成功している人の話は、参考にできることが多いと思います。
人が行って、上手くいった方法を、そのまま真似るだけでも、効果が出ることはよくあります。
「守」「破」「離」の「守」ですね。
「格好悪いところは、人に見せたくない」という気持ちはわからないではありませんが、
上手くいっていないときに、誰かに相談するということは、恥ずかしいことではありません。
それよりも、上手くいかないままやめてしまうことのほうが、
もっとみっともないのではないかと私は思います。
誰かメンターを一人作り、普段から、いろいろと相談しておくことで、
いざというときに助けてもらうことができるようになると思いますよ。
資格を持っているからといって、独立した際の成功が約束されているわけではありません。
昔は、資格を持っているだけで、見込み客の方から、
「顧問契約をお願いしたい」
ということもあったようですが、今の士業を取り巻く環境では、
待っているだけでは、絶対に仕事は増えませんし、顧客も増えません。
士業の経営を成功させるためには、「見込み客の獲得」が必要不可欠です。
見込み客を獲得するための方法は、数多く存在します。
その方法を知るだけで、成功する確率は格段に高まります。
そんな見込み客を獲得するための方法についてのヒントが手に入ります。
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