これから創業しようとする方は、まだ誰とも顧問契約をしていません。だからこそ契約がスムーズなのです。
こんにちは。株式会社ネクストフェイズのヒガシカワです。
最近「創業者支援をメイン業務にして活動したいです」とおっしゃる税理士・中小企業診断士・行政書士の方が増えています。
理由を尋ねると、多い回答は以下のとおり。
●これから夢を叶えようとしている人たちを応援することに、やり甲斐を感じるからです
●(税理士に多い)既に事業を始められている人はほとんど顧問税理士がついていますが、創業者はまだ顧問税理士がついていない人が多いので、顧問契約が取りやすいのではないかと思って、創業者支援をしようと思っています
いずれの動機にしろ、みなさん口を揃えてこうおっしゃいます。
「でも、どうすれば、創業者にアプローチできるかわかりません」
いくらターゲットを絞り込んでも、そのターゲットにアプローチ出来なければ顧客になってもらうことはできません。
ということで、今回は「創業者にアプローチするための5つの方法」をお伝えします。
ネットで集客をする
基本的に、士業やコンサルタントが、ネットで集客するのは簡単ではないと私は考えています。
確かにネットで集客出来ている士業やコンサルタントもいますが、ネットで集客するために「時間」や「お金」「手間」をかけており、その結果が集客につながっています。
ネットに詳しくなく、時間もお金もかけられない、一般的な士業やコンサルタントにとってネットでの集客は簡単ではありません。
しかし「創業融資」に関しては、ネットでの集客は、比較的容易に出来ると思います。
なぜなら創業者は、そんなにたくさんの人脈を持っているわけではないからです。創業を志したとき、相談できる相手をほとんど持っていません。
例えば創業融資に関する相談をしたくても、周りに相談出来る人間がいない場合、「創業融資」「地名」「相談」といったキーワードで検索します。
検索結果に出てきたサイトを順番に見て、自分の欲しい情報(創業融資に関する具体的な情報)が載っているサイトの専門家に相談に行く可能性が高いのです。
なので、「創業者が見たい情報が載っているサイト」を作っておけば、創業融資の相談が来る確率は高まります。
創業塾・創業スクールに参加する
創業塾や創業スクールには、創業希望者が集まります。しかしその人たち全員が、すぐ創業しようと考えているわけではありません。
10年以上いろいろな商工会議所で「創業塾」を担当させていただいた経験から言うと、創業塾や創業スクールの受講者のうち3ヶ月以内に創業される方は1割程度、3年以内でも2割程度です。
残り8割のうち、「いつかは創業を考えている」のが5割、「創業に関する知識を知っておきたい」と思っている方が3割です。
つまり、すぐにクライアントになる可能性のある受講者は、1割ぐらいしかいません。かなり、効率が悪いです。
でも多くは将来的には創業される方たちなので、地道に関係を保っておくべきだと思います。
創業塾に参加するような方は、創業希望者の知り合いがたくさんいることが多いので、紹介が数珠つなぎになりやすいというメリットもあります。
最近、創業した人と仲良くなっておく
創業希望者が創業を考えた場合、まず、誰に話を聞きに行くかというと、「自分の周りで最近創業した人」。
「どうやって、創業の段取りを行ったのですか?」と相談するために行くことが少なくありません。
そういった「最近創業した人」と仲良くなっておくことで、のような相談に訪れた創業希望者を紹介してもらえるチャンスは、確実に増えます。
店舗賃貸仲介専門の不動産業者とパイプを作る
特に飲食業や小売業で創業しようと考えられている方は、まず、不動産業者を訪ね、よい物件がないか探します。
創業に必要な資金を、自己資金でまかなえるような創業希望者はとても少なく、多くは、創業資金を借り入れる必要があります。
飲食業向けや小売業向け店舗賃貸仲介をしている不動産業者に、
「創業資金調達のお手伝いをしています。お客様で、創業資金調達が必要な方が
いらっしゃいましたら、手伝いますよ。
「創業資金を借りる段取りまでしてくれる不動産業者」ということになれば、
利用してくれる見込み客も増えますよね?」
と伝えることで、創業資金調達を必要としている見込み客を積極的に紹介してもらえるようになります。
飲食業関係者の知り合いをたくさん作る
飲食業で働いている人が、独立して創業するというパターンは少なくありません。チェーン店より、個人経営で複数の調理担当がいるお店に、独立希望者は結構います。6年以上勤務している調理担当の方の多くは、独立志向が高いです。
また、飲食業関係者も縦(先輩後輩)、横(同僚・知り合い)のつながりが強いため、「創業融資に詳しい専門家」であるということを認識してもらえれば、相談は間違いなく増えます。
相談件数は、案件数に確実につながってくるので、その結果、仕事の依頼も増えることになります。
どの方法をとるにしても、すぐに効果の出るようなものではありませんが、一度効果が出はじめると長期的に安定した成果につながってきます。5つのうち、まず、どれか一つに取り組まれてみてはいかがでしょうか。
自己資金を潤沢に持っている創業者は、あまりいません。ほとんどの創業者は、少ない自己資金でどうやって、創業を実現していくのかを一番悩んでいます。
そして、創業者のほとんどは、「どうすれば円滑に創業資金を調達出来るのか」を知りませんし、それを相談できる相手も周りにいません。
だから、「創業資金調達のサポートをします」とアピールすれば、創業者のクライアントを獲得しやすいのです。
そんな「創業資金調達のサポート」ができるようになれるノウハウ・知識が手に入ります。
1.日本政策金融公庫ってどんな金融機関?
2.創業時に融資を受けるならどの金融機関にすべきか?
3.日本政策金融公庫で融資を受けるためにどんな書類を作る必要があるのか?
4.融資を受けられないのはどんな人?
5.◯◯をすると日本政策金融公庫の担当者に嫌われる?
6.日本政策金融公庫からお金を借りて、半年以内に信用金庫からお金を借りる方法とは?
7.創業融資コンサルタントのサポート報酬金額、相場はいくら?
●日時 ※どちらの日程も同じ内容です
2019年3月20日(水)19:00〜21:30 ※満席につき締切
2019年3月27日(水)18:00〜20:30 ※残り4席
2019年4月12日(金)18:00〜20:30
2019年4月20日(土)15:00〜17:30
●場所
katana汐留オフィス
東京都港区東新橋2-10-10 東新橋ビル2F
●受講料
5,400円(税込)
●定員
各回12名
●申込方法
【創業融資コンサルタント入門セミナー】サイトのお申込みフォームに必要事項を入力の上、お申し込みください。
https://www.npc.bz/sgu2019#section07
●問合せ先
株式会社ネクストフェイズ
〒564-0051大阪府吹田市豊津町40-6-311
メール:info@npc.bz 担当:伊藤
詳しくはこちらから↓
また、金融機関による創業支援への取り組みについては、こちらの業界誌↓にもよく書かれています。ご興味がわけば、ぜひ手にとってみてください。