私からの、夏休みの推薦図書です。
こんにちは、株式会社ネクストフェイズのヒガシカワです。
楽しく読めて、ビジネスの役にも立つ書籍を手にしました。『日本のしくじり史』。
日本の歴史上の失敗を見つめ直すことで、(新型コロナウイルスも含む)時代の変化に適応していくためのエッセンスが詰め込まれています。
「日本史が好き」「いかにも的ビジネス書はちょっと…」という方にぴったり。また、日本史好き・NHK大河ドラマ好きといった顧客との話題にも使えそうです。※みなさん、麒麟の再開まであと少しです…
私からのおすすめ箇所は、とくに第3章「近世のしくじり」。織田信長や明智光秀、徳永家康、石田三成といった有名な武将が登場し、とても興味深く読めます。※もちろん明智光秀についても…
また、すべて4ページ1話完結で、何かの合間にもちょこちょこ読み進められる構成も、忙しい読み手に親切ですね。
実はこの書籍の著者、私の友人で株式会社ジャスティス代表取締役の大中尚一さん。
以前、私がお手伝いしていた「出版会議」(出版編集者の前で出版企画のプレゼンテーションを行い、内容をブラッシュアップする勉強会)で、大中さんがプレゼンテーションした企画がこのたび実現したのです。私にとっても、感慨深い一冊です。
元・歴史教師の経営コンサルタントが編んだ、「失敗学」
著者ご本人から挨拶文をいただきましたので、ご紹介しましょう。
ネクストフェイズさまのブログの読者の皆様、はじめまして。大中尚一と申します。
中小企業や個人事業主の方の業績アップのサポートをする傍ら、人生100年時代におけるビジネスパーソンのキャリア構築や起業・副業支援を事業として行っております。
現在は事業家として小さいながらも会社経営をしていますが、元々は高校の歴史教師としてキャリアをスタートさせました。公務員→起業家という、ちょっとだけ変わり種です。
東川さんには起業当初からなにかとお世話になり、今回も拙著をご紹介いただけるということでこうしてみなさまにご挨拶させていただいております。
さてこの度、これまでの経験を活かして書き上げた著書である、『日本のしくじり史』を総合法令出版社から上梓しました。
日本史上の60のエピソードを取り上げ、なぜ失敗したのか、なぜうまくいかなかったかを分析し、これからの時代をどうやって生きるか、失敗を避けるにはどうすべきかを解説しました。
教養としての歴史を学んで頂くのもよし、歴史上の失敗から今を生きるヒントを得ていただいてもよしの本になっています。
一話完結で、とっかかりやすい形式となっています。ぜひお買い求めいただきお読みいただければ幸いです。
お読みいただきましたら、ぜひご感想を頂けますと幸いです。ご感想は下記のメールアドレスにお送りいただきましたら、拝読いたします。
info@kokyakusouzou.com
それでは最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
2020年8月
大中 尚一
教養とビジネスがナイスバランスの一冊
そりゃ面白いはずです。もともと著者は、高校の歴史教師だったのですから。60もの歴史エピソード、書きながら心が弾んでおられる…と、文章を読んで感じました。
こんなに歴史を愛する先生に出会えていたら、私も日本史の授業が好きになっていたでしょう(私は日本史より中国史、とくに三国志が専門で…)。そんな私でもスイスイ読めた本書、興味がわいたらぜひ手にとってみてくださいね。
せっかくのお休み時期、スマホを離れて読書でも…と思う人は多いでしょう。でも、「いかにも」なビジネス書じゃなくてもいいじゃないですか。ときどき「お説教されてるみたい…」「読んでいると焦ってしまう…」と感じるビジネス書にあたることもありますよね(いえ、みなさんとても役に立つことを書いておられるのですが…)。
その点、「教養」と「ビジネス」が心地いいバランスの本書はおすすめです。意外とお子さん世代も興味を持ったりして。