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自分ではなく、「経営者にとって」刺さる、ピンとくる言葉を探しましょう。
こんにちは。株式会社ネクストフェイズのヒガシカワです。
知り合いの勤務税理士から先日、「近いうちに独立します」とご挨拶をいただきました。私はいつも独立・開業前の士業・コンサルタントに、「どうやって新規客を集客しますか」と尋ねます。
今回もそう尋ねたところ、「管理会計を自分の強みとしてアピールします」との回答。はて、管理会計で集客できるかな…。そう考えながら私は、このA税理士ともう少し話し合いを続けます。
私が危惧したのは、「管理会計という言葉で経営者の興味を引けるか」です。というのも、税理士と一般的な経営者では、「管理会計」のイメージにギャップがあると思ったからです。
管理会計とは、「企業をマネジメント(管理)するための会計のこと」で、経営者が自社の状況を把握し、経営の意志決定に役立てる礎になるもの。
税理士は仕事柄その重要性を理解していますが、ピンと来ていない経営者は少なくないでしょう。
管理会計の目指すもの、その重要性を理解していない経営者には、「管理会計に強い」とアピールしてもあまり興味を持ってもらえなさそう…。つまり「管理会計」は、「経営者に」刺さらない言葉ではないかと思ったのです。
そこでA税理士に「管理会計を必要とする経営者の悩み」を尋ねると、「売上が増えているのに、手元にお金が残らない悩み」とのこと。
それです! そこにピンと来る経営者は多いはず!
経営者としての私もたいへん納得できる言葉だったので、「管理会計に強い税理士」ではなく、「会社により多くのお金を残すアドバイスができる税理士」とアピールしましょうと提案。「それ、いいですね」とA税理士も納得し、めでたくキーワードが決定しました。
ちょうど事務所サイトの作成打合せ前とのことで、そのテーマもふたりで議論。やはり事務所サイトも同様に、「売上が増えているのにお金が残らない」「キャッシュポジションを最大化」といった、経営者にピンとくる言葉をメインに据えることになりました。
このようにA税理士からうれしい言葉をいただきましたが、私にとっても「経営者にとって」刺さる・ピンとくる言葉の重要性を再認識でき、大きな収穫を得られた話し合いでした。
経営者が専門家を求めるのは、「自分で解決できない悩み・困りごとがあるから」。士業・コンサルタントは、経営者の悩みを解決できる「強み」があるからこそ選んでもらえると言えるでしょう。
とはいえ強みがあれば選んでもらえる…と限りません。その強みが「多くの経営者が抱える悩み」を解決するものでないと、欲しいと思ってもらえないからです。
中小企業経営者の3大悩みは、「お金の悩み」「人の悩み」「売上の悩み」。これらを解決する強みが、「経営者に」刺さる強みです。中小企業経営者の3大悩みのうちで、いちばん求められている「お金の悩み」を解決する強みを身につけられるセミナーです。
※融資に関する質問などにもその場でお答えします
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