こんにちは、山本です。
先週、「社長を疑っていました」との衝撃のタイトルのブログがありました。
中身を読めば、昔は社長が人の話をきかなかったという内容でした。
https://www.npc.bz/seminar/20151127
しかし、ネクストフェイズで働いていて、特に社内のミーティングの時など、
社長も吉竹もしっかり話を聞いてくれるなぁ、との印象を持ちます。
ブログを読んで、その理由は、コーチングだったことがわかり、なるほどと思いました。
社長も吉竹もコーチングを学んでいたんですね。
私はこれまでコーチングについて学んだことはないのですが、
しっかり話を聞くことは、弁理士にとっても重要スキルだと思っています。
弁理士(私)の主な仕事は、クライアントの発明を出願書類に書き起こすことですが、
発明を的確に文章化するためには、クライアントからしっかり話を聞いて、
適格に発明を把握することが重要になります。(←これ、本当に重要なんです。)
通常は、1回~2回の打ち合わせで出願書類を作成することが多いのですが、
私は、複数回クライアントの下に足を運んで、念入りに話を聞きます。
大体、1回の内容で発明のポイントは理解できるのですが、打ち合わせを重ねることで、
その発明を使った商品の販売計画や、競合他社になりそうな企業の情報を含めた事業環境など、
発明に付随する情報を知ることができます。(←これが適格な発明の把握なんです。)
何度も打ち合わせをすることはクライアントにとっても面倒かもしれませんが、
そこまでしないと本当に使える特許にならないということを、
企業の知財部で働いていたときに感じました。
それでも、クライアントにとっても、私にとっても、
打ち合わせの回数は少ないほうがよいことは言うまでもありません。
ネクストフェイズの経験から、コーチングを学べば、もっと打ち合わせの効率を良くし、
打ち合わせ回数は減らしながら、使える特許の出願書類作成ができるのではないかと考えています。
弁理士に限らず社外から企業のお手伝いをする士業は、
サービスの質を下げずに打ち合わせの回数を減らす(打ち合わせの効率を上げる)ことができれば、 それは、そのままクライアントへの貢献度向上になると思います。
そんなコーチングスキルを士業が取得するために最適な講座をネクストフェイズでも開催します。
私も参加の予定です。
士業のためのコーチング基礎講座
https://www.npc.bz/coach201601
大阪開催
2016年1月23日(土)&24日(日) 11:00~18:00
東京開催
2016年2月6日(土)&7日(日) 11:00~18:00