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山本英彦弁理士が弊社を卒業します

山本は、汗をかいていた。

こんにちは、ネクストフェイズ編集(以下、編集)です。山本弁理士が、2017年3月31日で弊社を卒業します。こんな機会なので山本についてのブログを書こうと思いますが、どうしたって内輪ネタの駄文にしかならないことは明白です。年度末の最終週、しかも気合いの入る月曜、ご用とお急ぎの方はまずそちらを優先し、お手すきになったときにご再訪くださいませ。

山本は、汗をかいていた。
初めて会ったのが夏だったから、彼が汗をかいていたのは当たり前である。また、ネクストフェイズでの採用面接の場ということもあり、当然すぎる汗でもあった。しかしながら面接官の前でひとしきり玉のような、いや、詩的に言い過ぎた、実際には滝のような汗を彼は流していた。面接後に椅子を片付けたら、座面にも汗の跡がたっぷりと。入社後にその話をしたら、「絶対この会社に入るんだという思いがあふれまして」と山本は言った。しかし椅子片付け係だった編集に伝わったのは熱意ではなく、彼が汗っかきという事実だけだ。

山本は、また汗をかいていた。
なぜなら山本は出産中だったからだ。彼がこの世に送り出そうとしていたのは、一般社団法人融資コンサルタント協会。商標を取るかどうか本業の弁理士ならではの試行錯誤(結局取らなかったが)、定款、申請、設立会段取り、告知…。汗を流して連日の産みの苦しみに耐える山本。待ちに待ったサイトオープンは、ある夏の夜、12時だった。「その瞬間、どっと汗が出た」と彼は後に述懐する。まあ7月でしたしね。愛する家族が寝静まった深夜、PCと向き合い、ひとり汗まみれで自宅出産した男、それが山本。

山本は、社長の尊厳を高めた。
しかし編集が気になったのがそのときの椅子の座面であったことは、あの椅子の片付け役として当然の着目点である。餞別として座面に敷くタオルを贈ってはどうかと弊社代表のヒガシカワに進言したら、「モノより飲み会」と即却下。いいコト言ってるように聞こえるが、機会あらば飲みたいという(機会と書いてスキと読む)ヒガシカワらしい、竹を割ったような清々しい回答であった。人間このように正直に生きたいものだと社長への尊敬の念が増したのは言うまでもない。山本の功労はこんな細部にまで行き渡るのだ。

山本は、スタッフを大人にした。
要するに何が言いたいかといえば、彼が正真正銘、融資コンサルタント協会の生みの母であることだ。ちなみに父については彼に問わないでほしい。それは比喩がこんがらがるからという身も蓋もない理由ではなく、過去を問わないのが大人のプロトコルだからだ。編集も大人への階段を上ろう。正直に生きるだけでは大人にはなれないのだな。前項と言っていることが真逆だが、過去のことは問わない読者の大人の矜持に期待したい。

山本は、これからも汗をかく。
ネクストフェイズを卒業したら、(いい)汗をかく機会に、もっと、たくさん、恵まれますように。送り出すネクストフェイズのみんなに自然にそう願わせるのが、汗をかくのを惜しまない山本らしい。彼が次に、何を汗まみれで出産するのか楽しみだ。もちろんそのとき父について問わないのは大人どうしのお約束である。

注:山本は、まだ辞めてません。
今日で終わりっぽい文章になりましたが、山本は3/31まで弊社スタッフです。どうぞみなさま、最後まで彼をよろしくお願いいたします。励ましのおたよりもお待ちしております。ついでながら(ついでかよ)、ネクストフェイズでは新しいスタッフ(販促担当の正社員事務職)を絶賛募集中です。詳しくはこちらのネクストフェイズ人材募集ページをどうぞ。とにかく「楽しく」、そして「長く」仕事をしていける会社であることは、弊社代表・ヒガシカワが目から出る汗を拭きながら保証しています。社長、泣くのはまだ早いって。

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