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なぜ東川仁が「融資に強い士業・コンサルタントになる方法セミナー」を行うのか ― プロフィール代わりの自己紹介「私について」

送られてくるセミナー案内を見たとき、カリキュラム内容はもちろん、「どんな人が」「なぜ」も気になるのが、人というものでしょう。だから自分のあり方を伝えることを恐れてはいけないと自戒しながら、「私について」と題するプロフィール代わりの自己紹介を折に触れて更新しています。

こんにちは。株式会社ネクストフェイズのヒガシカワです。

節目節目に、そのときの考え方を記載した「私について」と題する文章を作成しています。記事タイトルにも書きましたが、プロフィール代わりの自己紹介のようなものです。

これまで何度か書いてきましたが、今日ご紹介するのは2020年の最新版。私にとって、3つめの「私について」です。新型コロナウイルスによる大きな影響のなか「融資に強い士業・コンサルタントを増やしたい」と強く思った、現在の活動の根幹にあるものです。
 

コロナ下で「私について」をなぜ更新したのか

新型コロナウイルスの影響が出始めた2020年3月~6月にかけて、ネクストフェイズには600件以上の融資に関する相談が寄せられました。

私は当時から、コロナ融資に関する情報発信をブログやメールマガジン、SNS等で積極的に行っていました。それを目にした事業者が、藁にもすがる思いで相談の連絡をしてきたのです。なぜなら彼らの多くは、融資に関する相談ができる相手が身近にいなかったから。アドバイスやサポートをしてくれる相手を探す声は、切実でした。

「融資に関する相談を求めている事業者はこれほどいるのに、応えられる専門家の数はまだまだ少ない。融資に強い士業・コンサルタントを、もっともっと増やさねば」という思いを新たにしたとき、以下に掲載する文章を作成したのです。

時節柄、Zoomを利用したオンラインセミナーを増やしたころです。機材の選定や購入、環境の整備、Zoomに慣れない受講者(もちろん講師の私も慣れていなかった)への声のかけ方など、ゼロから始めて悪戦苦闘したのを思い出します。今も対面のリアル版とあわせ、オンラインでも多くの士業・コンサルタントに融資サポートの重要性を伝え続けています。

少し長い文章ですが、私の活動のベースにある考え方を知っていただければうれしいです。
 

ヒガシカワが「融資に強い士業・コンサルタントになる方法セミナー」を行う理由―― 私について

2002年に勤務先の金融機関が破綻した後、融資のサポートを行う経営コンサルタントとして独立しました。

当時は私が勤めていた金融機関だけでなく、多くの金融機関が破綻。その影響で、どの金融機関も融資を絞り込みました。「貸し渋り」や「貸し剥がし」の嵐が吹き荒れていたころです。

もちろん深いつきあいのある金融機関を持っていた中小企業は、貸し渋りや貸し剥がしに遭うことはありませんでした。が、そんな金融機関を持たない中小企業の多くは、融資を受けることができませんでした。

つまりこれらの企業は、まさに今新型コロナウイルスの影響で資金繰りに困る中小企業と、同じような状況だったのです。

そんな中小企業の役に立ちたいと考え、また、融資サポートの分野に将来性があると感じたことから、私は融資コンサルタントとして活動を始めました。

「融資サポート」に関するニーズがあったのでしょう。地道に活動を続けた結果、いつのまにか顧問先が30社を超えていました。

私は独立当初から、中小企業経営者にこう伝えていました。

ヒガシカワ
いざというときのために

金融機関との良好な関係を
構築しておきましょう

本当に困ったとき
懇意にしている金融機関が
あるのとないのとでは

資金調達力に
大きな違いが出てきますから


 
もちろん顧問先の企業に対しても、いつも真っ先に着手したのが「懇意にしてくれる金融機関の確保」でした。

そして2018年、リーマンショック。

このときも金融機関は融資を絞ったのですが、私の顧問先は懇意にする金融機関を確保していたのでスムーズに融資を受け、資金繰りに困ることはありませんでした。

しかし多くの中小企業は、金融機関からなかなか貸してもらえず、苦境に陥っていました。

そんな経営者の方々から「なんとかなりませんか」と相談を受けるのですが、私のキャパシティではサポートできる企業数に限界があり、すべてのお手伝いをすることができませんでした。

お手伝いできなかった企業のいくつかは資金繰りができなくなり、廃業を余儀なくされたのです。

「自分一人の力には、限界がある。多くの中小企業に対して資金繰りの支援を本気で行おうとするなら、もっと 多くの仲間が必要だ。

「融資に強い専門家の数が増えれば、助かる中小企業も増えるに違いない」

そう考え、「中小企業への直接支援」ではなく、「融資に強い専門家の育成」に軸足を転換したのです。

そこから「融資に強い士業・コンサルタントになる方法セミナー」や「融資に強い士業・コンサルタント養成講座」を開講し、多くの融資コンサルタントを世に送り出してきました。

新型コロナウイルスの影響で多くの事業者が資金繰りに苦しみ、厳しい状況に置かれているとの声は今も止むことがありません。

士業やコンサルタントのみなさんは、そんな資金繰りに苦しんでいる中小企業の経営者から、さまざまな相談を受けたことでしょう。その相談に的確に応え、アドバイスができましたか?

私は今回のコロナショックで、適切なアドバイスができず後悔する士業・コンサルタントをたくさん見てきました。

しかし私のセミナーや講座を受講した士業・コンサルタントは、多くの経営者をサポートすることができたのです。私ひとりなら絶対にサポートできなかった数の中小企業への貢献に、自分も少しは関与できたのでは…と、ひそかに自負しています。

「経営者が本当に困ったとき頼りになる存在になりたい」。それは、士業・コンサルタントに共通する願いでしょう。

そんな、「いざというときに本当に頼りになる融資の専門家」の仲間を増やしたくて、私は今日も「融資に強い士業・コンサルタントになる方法セミナー」を続けています。

東川 仁

「私について」語ることの迷いと、重要性

このような自分語りを、ナルシシズムや自己満足だと捉える人もいるでしょう。私も内面を綴り公表することに迷いや、恥ずかしい気持ちがあります。しかし同時に、これはとても重要な作業でもあるとも考えます。

たとえばまず、上記のようなプロフィール代わりの自己紹介の作成には、自分の初心に戻る効用があります。

キャリアが長くなると「未熟だったころの自分」を思い出しにくくなり、若い人々に厳しく接しがちになったり、「なんでこんなにシンドイ思いをしてまで仕事をするのか」と自問自答することが増えたりするもの。そんなときに読み返す自分への戒め、また目標の再確認にもなり得るでしょう。

しかし何より大きな実りは、この文章に託した「活動の基礎となる考え方」を周りにも知っていただくことにより、それに共感する仲間や顧客と数多く出会えたことです。

あなたもぜひ、自分の手で書いてみることをおすすめします。言葉としてアウトプットされた文章は、道に迷ったときの心強い羅針盤となり、また周りに「自分はこんなことを考えている人間です」と知らせる大きな旗印にもなることでしょう。

ちなみに、私が過去に書いた文章を以下にご紹介します。ご興味があればご覧ください。

独立の経緯を書いた「私について」その①

今は仕事でストレスを感じることはほとんどありません。しかしそれでも、疲れて弱気になることもあります。そんなときこれを読むと、「そうだ、こんな思いで独立したんだ、まだまだ頑張れる」と思えるのです。

一生の宝物 ―― ネクストフェイズ東川仁、プロフィール代わりの自己紹介「私について」

ビジネスモデルの転換点で書いた「私について」その②

「資金調達コンサルタント」から、「士業サポート」へのビジネスモデル転換を決めたときに書きました。

それまでは、直接支援する顧問先数の増加に注力していました。しかしさらに多くの経営者に貢献するには、中小企業をサポートする士業・コンサルタントの付加価値向上こそ自分の取り組む道だと、目標を新たにしたときです。

代表ごあいさつ


経営に関する悩みを抱えている事業者の役に立ちたい――。そう考えて活動している士業・コンサルタントがほとんどのはず。その志を実現するために必要なのは、「事業者の悩みを解決できる知識・スキル・ノウハウ」です。

では事業者の悩みとは何か? 中小・零細事業者の3大悩みは、①資金繰り、②人(従業員)、③売上。これらは事業の根底に関わる、大きな課題です。

その3つのなかでもとくに①資金繰りに関する悩みは、事業の存続にまで直結する深刻度。資金繰りに困ったらすぐ、事業者は解決できる専門家を積極的に探そうとします。「融資に強い」と周りに知らせるだけで相談者が集まってくる理由は、まさにそこです。

そんな「融資に強い」スキルをアピールし、自然と多くの相談者を引き寄せられる士業・コンサルタントになるためのヒントが手に入ります。

資金調達支援ノウハウセミナー【オンライン・東京・大阪】

【オンライン】
2024年11月27日(水)12月9日(月)12月23日(月)1月10日(金)1月24日(金)2月6日(木)2月20日(木)
【東京】
2024年12月2日(月)12月18日(水)1月15日(水)1月27日(月)2月12日(水)2月26日(水)
【大阪】
2024年11月28日(木)12月5日(木)1月8日(水)1月23日(木)2月3日(月)

※融資に関する質問などにもその場でお答えします

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