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質問「小規模事業者持続化補助金、新規性がない補助事業の申請を頼まれたら?」

ネクストフェイズが運営する融資コンサルタント協会では、会員さんからのメールや電話などによる個別相談を受け付けたり、ご報告をいただいたりしています。先日、ある士業さんから、ちょうどいま募集中の「小規模事業者持続化補助金」についてご質問をいただきました。

※一般社団法人融資コンサルタント協会サイトはこちら
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質問者 「複数の企業から、小規模事業者持続化補助金の申請についてご依頼やご相談を受けています」
東 川 「使い勝手のよい補助金ですから、その申請をサポートできるとアピールすれば、多くの中小企業から頼りにされますよね」
質問者 「ところが、ある企業さん、補助事業に新規性・独自性が見当たらないんです…」

こんにちは、ネクストフェイズ編集(以下、編集)です。申請する補助事業に新規性・独自性がないと、なかなか採択に至らないんですよね。この質問者さんのお困り、わかります。

質問者 「そこで採択されるためには、補助事業によってどれぐらい売上をあげることができるか、いかに顧客ニーズに合っているかといったことを、客観的な資料に基づいて示していくしかないのかと…」
東 川 「うーん、売上アップや顧客ニーズとの合致も大切ですが、小規模事業者持続化補助金の審査で有利なのは、やっぱり新規性や独自性なんですよね…」

さて、そこで東川が出した具体策とは?

東 川 「もう少し粘って時間をかけ、そのビジネスモデルの新規性や独自性を見つけ出してあげましょうよ。締切は2017年1月27日、まだその時間的余裕は持てます」
質問者 「でもどうやって…」
東 川 「まずは、お客さんへのさらなるヒアリングです。でもそれだけではありません。お客さんが自分の事業の意義をしっかり把握できているとは限らないからです。たとえばお客さんの地域事情や同業他社の動きなど、『周辺』を見渡してみてください。そこから、その事業の新しい点が見えてくることもあります」
質問者 「それでも、それでも、新規性・独自性が見つからなかったら…?」

質問者さんの不安が伝わってきます。

東 川 「おっしゃるように、次善の策として、売上アップやニーズ合致などについて言及しましょう。でもね、そのときに大切なことは…」
質問者 「はい?」
東川 「新規性・独自性がない場合は採択されるのは難しいですよと、最初からしっかり伝えておくことです。誠実にお客さんと向きあえば、たとえ今回は採択されなくても、自分のために力を尽くしてくれたあなたへの信頼は揺るぎませんよ」

(2017年1月某日、個別相談にて)

小規模事業者持続化補助金の申請サポートを行っているみなさん、今の経験は採択・不採択にかかわらず、けっして無駄にはなりません。締切まで、まだ粘れます、まだお客さんのために考えをめぐらせる時間は取れます。

 ※2018年(平成29年度補正予算)小規模事業者持続化補助金の締切は2018年5月18日(金)です

 ※ポイントをつかみやすい動画をご用意しました 


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