- 2019-10-4
- 語録・記録
- ひとこと, 融資コンサルタント協会, 金融機関とのつきあい方
業績が順調・堅調なら、「今のうちに融資を受ける準備をしよう」と考える経営者も多いことでしょう。
ネクストフェイズが運営する「一般社団法人融資コンサルタント協会」では、会員からのメールや電話、ご来訪などによる個別相談にのったり、活動報告をいただいたりしています。
先日ある税理士の会員より、融資を有利に進める準備について質問をいただきました。
業績が順調なうちに、融資を受ける準備をしよう
業績が順調な今のうちに融資を受けておき
その資金でさらに販促基盤を固めたいということで
資金繰りに困ってからだと
融資を受けるための準備が間に合わないことも多く
金融機関も渋りがちですから
以下のような数字の企業なんですが…
●資本金 30万円
●営業・経常利益 150万円
●預金残高 300万円
資本金に比べて
預金残高がずいぶん多いのですね
①資本金は据え置き、預金残高を増やす
②増資する
どちらが融資に有利に働きますか?
融資に大切なのは預金残高? それとも資本金?
①資本金は据え置き、預金残高を増やす
この場合、実際に利益を上げていて
それが預金残高に反映されているということなら
内部留保の高さが評価されます
業績が順調なら、あまり心配しなくていいんです
ネクストフェイズも資本金は100万円ですが
2千万円以上の借入ができています
しかし、もし今後も業績が順調で、売上が上がるなら…
融資額アップ対策として、資本金の積み上げをおすすめ
これからも現金は順調に増えていくと思われます
それを預金に回すか
はたまた増資するか…
融資の額を増やしたい
という希望があれば
①預金ではなく
②資本金の積み上げ
をおすすめします
資本金が多ければ自己資本比率が高まり
その自己資本比率が
金融機関から評価されるからです
融資をしてもらえる可能性も、その額も、準備次第で大きく変わります。
希望する時期に、希望する額を融資してもらうために必要なのは
中小企業をサポートする士業やコンサルタントの知識。
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