- 2016-9-7
- 金融機関との関係づくり
- 金融機関とのつきあい方
士業ネットワークを上手に活用していますか?
こんにちは。株式会社ネクストフェイズのヒガシカワです。
今までこのブログで、
「士業が銀行からお客を紹介してもらえる関係の作り方」
について、いろいろ紹介してきました。
今回は、懇意にしてもらえる銀行を一気に増やす方法についてお伝えします。
懇意にしてもらえる銀行を一気に増やすためには、
「自分の【士業ネットワーク】を活用する」
ということが効果的です。
どんなに人脈がないと言っても、同業種であれば、「税理士会」や「中小企業診断士会」、
「社会保険労務士会」、「行政書士会」などといったネットワークがあるはずです。
また仕事を通じて、隣接する分野の士業の方と知り合いになるケースは日常的にあります。
そこで、銀行にパイプをもっている専門家を探して、こう相談してみましょう。
「○○先生、私、A銀行さんと仲よくなりたいと思っているのですけれど、先生は、A銀行さんと
懇意にされているのですよね。今度、A銀行に行くとき、一緒に連れていってもらえませんか?」
すると、○○先生のとっても、
「おっ、じゃあ久しぶりにA銀行にも顔出しておくか」
と、銀行を尋ねる口実にもなるので、一石二鳥なのです。
士業が地元の金融機関を訪問した場合、無碍にされることは、ほとんどありません。
(ただ、時々、勘違いした銀行員が冷たい態度を取ることはありますが、
その人は、コミュニケーション能力に欠けている人なので、冷たくされても気にしないでください)
とはいえ、面識のない銀行を最初に訪問するのは、心理的にハードルが高いので、
銀行にパイプのある専門家を活用させていただきましょう。
どんな場合でもそうですが、人は、知り合いから紹介された場合には、なかなか無碍には扱えません。
そのため銀行員としても、あなたのことを丁重に扱ってくれますし、何かの折には、
「そういえば○○先生に紹介された税理士さんがいたな。○○先生の顔を立てる意味でも、
お仕事をお願いしておくか」
と、あなたのことを思い出してくれるでしょう。
逆に、もし、あなたが他の士業の方から
「あなたの懇意にしている銀行に連れて行って下さい」
と頼まれた場合、
「なぜ、商売敵を連れて行かなきゃならないのだ?」
などとケチくさいことは言わずに、喜んで連れて行ってあげましょう。
そんな銀行にパイプを持つ知り合いの士業の方がいればいるほど、あなたは、
懇意にしてもらえる銀行の数を増やすことができるでしょう。
私も、いろいろな士業の方を銀行にご紹介しています。
そうすると銀行の側も、顧客から専門的なことを相談されて困ったときには、
「ヒガシカワさんは顔が広いから、あの人に頼めば、誰かいい人を紹介してくれるだろう。」
という感じで、いろいろな相談をしてくれるようになります。
そして、銀行に連れて行った専門家からも感謝されますから、何か困った時には
助けてくれるようになります。
「僕でできることは何でもやるから、使ってください」
というスタンスでいれば、どんどんネットワークが広がって、結果としてそれが
新しい仕事にもつながりますね。
懇意にしてくれる銀行を増やすためには、銀行員が普段どんな考え方をしているのかを知っていれば、
とても役立ちます。
銀行員の行動や考え方は、独特のものがあります。
それを押さえておくだけで、銀行員ととても仲良くなれるのです。
そんな銀行員の考え方を知るためのヒントが手に入ります。
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