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金融機関の側も、税理士との協業を目指しています。本誌を読んで、金融機関とのパイプを築きましょう。
こんにちは。株式会社ネクストフェイズのヒガシカワです。
2021年6月25日に公開したブログで、金融機関業界誌『近代セールス』7月15日号の特集は「本業支援&新規案件獲得につながる!顧問税理士との関係構築」だとお伝えしていました。
●税理士以外の士業・コンサルタントが、税理士に提携を申し出る手順と会話の例
この特集に寄稿したのでゲラを先にいただいたのですが、一読して「金融機関と提携したい税理士なら絶対に読むべきだ」と強く思いました。
これらの記事を読めば、金融機関が税理士に「何を望んでいるか」「どうアプローチしてくるか」がわかるので、うまく活用すれば効率的に金融機関とパイプが築けるようになるからです。
もちろん税理士に限らず、他の士業・コンサルタントにも参考になる内容です。
今日はこの『近代セールス』7月15日号の特集記事についてお伝えしましょう。Amazonでは早期の売切れが予想されますので、早めの入手をおすすめします。※下記はKindle版へのリンクです
またこのブログで本誌を紹介するたびAmazonで品切れになりますので、もし年間購読するなら10%オフのこちらがお得です(富士山マガジンサービス)。※1冊ずつでも購入可能
近代セールス7月15日号の特集テーマは、「味方にすれば心強い!税理士との連携術 本業支援・新規開拓につながるアプローチ法」。
●金融機関が税理士と一緒に事業者支援をどう行うべきか
●税理士から顧問先をどのように紹介してもらうのか
…について解説しています。
特集記事のメニューは以下のとおりです。
(1)税理士等への意識調査から見えてくる金融機関と税理士の連携の課題と関係構築のポイント(インタビュー記事)
(2)アプローチに必要不可欠!税理士業務のキホン知識
(3)本業支援の実効性を高める!取引先の顧問税理士とこのように連携しよう!
(4)新規先獲得につながる!開業税理士から顧問先を紹介してもらうための動き方
税理士・公認会計士を対象とする意識調査「地方創生に向けた金融機関と専門家の連携の課題」を公表した、神戸大学経済研究所の家森信善教授へのインタビュー記事です。
●金融機関は企業支援のために専門家との協働に熱心だと思いますか
●金融機関の担当者や支店長と面識はありますか
…など金融機関との連携の現状などを税理士等に対して尋ねたとのこと。
とくに記事中の「図表2 税理士が顧問先をメインバンクとともに支援する際の障害は何か」の内容が興味深く、税理士と金融機関が共に顧問先支援を行う上でのヒントになるのではと思います。
※この記事はこちらからもご覧いただけます
この記事は税理士なら当然知っていることばかりなので読む意味がない…と思いきや、たいへん重要です。この記事を読むことで、「金融機関の人々は税理士への理解があまり進んでいない」ことがよくわかるからです。
一読すれば、金融機関の担当者と会ったときの会話の参考になるでしょう。
ここに書かれている記事を読むことで、金融機関が税理士に何を求めているのかを知ることができます。
金融機関と税理士が協同して、どのような顧問先支援ができるのかについて解説しています。
「経営者にはこんな声かけを行おう!」と題し、経営者に対する応酬話法が書かれています。
●資金繰り表の作成にあたり顧問税理士にもぜひご同席いただけませんか
●TKCとの連携状況やサービスについて伺いたいのでご紹介ください
●経営計画の作成にあたり課題を共有したいのでぜひご紹介いただけないでしょうか
税理士をはじめ中小企業支援を行う士業・コンサルタントは、たとえばこんなふうに経営者に声をかけてみましょう。金融機関とスムーズにパイプがつながる可能性があります。
資金繰りや融資面などでさらに強力にサポートできるでしょう
専門家にアプローチしたい金融機関もたくさんあるようですので
一度ご紹介してもらえますか
この記事には、金融機関が税理士に「してもらいこと」が具体的に書かれています。
●経営資料の作成
●事業計画書の作成
●モニタリング
金融機関担当者が訪問した取引先に、顧問税理士も同席している…というシチュエーションで、「これからも税理士同席の打ち合わせを…」と進んでいくストーリーマンガです。
具体的なセリフ、またマンガということもあり、たいへんわかりやすくまとまっています。税理士と金融機関の連携による、経営者の数々のメリットをテンポよく学べます。
※個人的には、P1・4コマ目の税理士登場シーン、同6コマ目のポーズ、さらにP3の右下コマの税理士のさりげないポーズに注目してしまいました。マスク姿なので表情が見えにくい今、ついジェスチャーや仕草に目がとまりがちですね
金融機関が税理士にアプローチする際の「税理士の見つけ方」と「具体的なアプローチ方法」が書かれています。
とくに「1.アプローチしたい開業税理士はこう探す」という記事にご注目ください。※なぜなら私が執筆しているからです…
この記事は、以下の4つの項目に分かれています。
●アプローチしたい開業税理士はこう探す
●開業税理士の信頼を得るためこんなアプローチを行おう
●顧問先に紹介してもらうため開業税理士にはこんな提案を行う
●開業税理士から紹介された顧問先を訪問する際の留意点
金融機関の担当者全員が積極的に『近代セールス』を読んでいるわけではありません。いちばん熱心に読んでいるのは支店長だったりします。
支店長が『近代セールス』を読み、支店の担当者に役立ちそうな内容だと判断すると、当者に「今週の『近代セールス』の○○という特集記事を読んで渉外活動の参考にしなさい」と指導をします。
今回の特集記事は、ドンピシャで支店長好み。ぜひご一読をおすすめします。
金融機関の考え方をあらかじめ理解していれば、融資の交渉をスムーズに進めていくことができます。また取引先企業を紹介してもらえる良好な関係を自然に構築できるようになります。
そんな金融機関の考え方を把握できる専門家になるためのヒントが手に入ります。
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