少し言及するだけで、セミナーの満足度がぐっと高まります
こんにちは。株式会社ネクストフェイズのヒガシカワです。
私は、経営コンサルティングの傍ら、年間200回以上セミナーや講演、研修等を行っています。
人前で話すようになってから、14年ほどになりますが、今まで話した中で、
受講者に受け入れられた【うんちく】についてお伝えさせていただきます。
●エビングハウスの忘却曲線
「20分経過で42%忘れる。1時間経過で56%忘れる。1日経過で74%忘れる。1週間経過で77%忘れる。
1ヶ月経過で79%忘れる。」
セミナーや研修の最後に、その日学んだことの振り返りをしてもらうときに、この説明をしています。
「今日、学んだことを身につけようと思うのであれば、何度も、繰り返し振り返ることが重要なのですよ」
ということを伝えています。
●ツァイガルニク効果
「人間は達成できなかった物事や中断している物事に対し、より強い記憶や印象を持つ」
セミナーの中でワークをした後で使います。
セミナーの中でワークをしても、時間的に最後まで出来ることはありません。
そんなときに、受講者から不満がでることがあるのですが、この説明をすることで、
「だから、あえて途中までなんですよ。残りは家に帰ってから続きをしてくださいね」
と伝えることができます。
●「努力をして後悔した人を見たことがない。練習して下手になる人はいない。
勉強して馬鹿になる人はいない。何かをして変わった人はいても、何もしないで変わった人はいない。」
この言葉は、どこで見たのか忘れましたが、「行動を起こすことの大切さ」を伝えるのに、
とても共感出来る言葉なので、セミナーの最後に使うことが多いです。
●人間関係を円滑にするための「あいうえお」
「あ:あいさつははっきりと」 「い:いつも笑顔で」 「う:うれしい話はみんなと共有」
「え:縁を大事に」 「お:お礼はいつもきっちりと」
コミュニケーションの大事さを説明するときに、よく使っています。
これ以外にも、「経営者に気持ちよく話しをしてもらうための「さしすせそ」」や、
「紹介で顧客を獲得するための「かきくけこ」」など、「あいうえお作文」は、
結構、笑いをとることができるので多用しますね。
こういった、「ちょっとした【うんちく】をセミナーの中に入れるだけで、
受講者の満足度を高めることができます。
ただ単に「知識やノウハウを伝える」ことだけを考えるのではなく、
「受講者満足度を高めるためのしかけ」を考えながらセミナーの構成をすれば、講師としての依頼を
増やすことができますよ。
【商工会議所に何度もよばれる講師プロジェクト】について
【商工会議所に何度もよばれる講師プロジェクト】の詳細について、現在、つめている最中です。
少しずつ決まっていく詳細についてお伝えさせていただきます。
<プロジェクトの目的>
日本全国の経営者に対して、必要とされる知識やノウハウを効果的に伝えるため、
「受講者満足度と再現性の高いセミナーコンテンツを持つ講師」
を育成し、その講師が活躍できる場を提供することで、中小企業の成長と発展に貢献する。
<プロジェクト内容>
1.10名限定
2.6回×7時間 計42時間かけて、
「日本全国の商工会議所から講師依頼が集まるセミナーコンテンツ」
開発及びブラッシュアップを行い、セミナーコンテンツを完成させる。
3.開発したセミナーコンテンツを、「日本で一番商工会議所に講師を派遣している」セミナーエージェントの
担当者に見てもらい、そのクオリティに担当者が納得すれば、日本全国の商工会議所に対して、
積極的に売り込んでもらい、日本全国からよばれる講師を育成する
<対象者>や<実施スケジュール>につきましては、また後日、お伝えさせていただきます。
商工会議所から講師として依頼されたいのなら、この本!
おかげさまでロングセラー。商工会議所によばれる講師にとって、どんなときも変わらない基本の「き」は、あまさずここに書かれてあります。