- 2017-7-25
- スモールM&A・事業再生
- 中小・零細企業のM&A, 事業承継, 士業のビジネスモデル
今、商工会議所で求められているのは、新しいタイプの事業承継セミナーです。
こんにちは。株式会社ネクストフェイズのヒガシカワです。
最近、商工会議所から「事業承継セミナー」の講師依頼が増えてきました。
10年前も、たくさんの依頼をいただいたのですが、そのブームが戻ってきたようです。
と言っても、10年前の事業承継セミナーのメインテーマは、
「親族内承継」
でした。
でも、今、求められているのは、
「後継者がいない会社を存続させる方法」
という内容のものです。
特に地方の商工会議所に行くと、
「後継者がおらず、そのまま廃業せざるを得ない事業者さんが多い」
と聞きます。
良い顧客リストや、特殊な技術やノウハウを持っている従業員が
残っているのにもかかわらずです。
以前、事業再生の仕事をしていたときに、優良な事業を
売却した経験があったので、「M&A」が、
「後継者がいない企業を存続させる有効な方法」
だとは思っていました。
しかし、なかなか、そこには手をつけられずに、
時間が経ってしまったのです。
昨年、「スモールM&A入門」というセミナーを見つけました。
そのセミナーでは、正に、
「後継者がいない企業を、売却することで、存続させる」
というノウハウについて話をしていました。
そのセミナーには、バックエンドとして、
「スモールM&Aアドバイザー養成講座」
というのがあり、セミナーを聞いた直後に、講座に申し込みました。
その講座を受講した結果、何と、受講二日後に、
ある中小企業経営者から、「企業売却」に関する相談が来ました。
「やはり、小規模企業のM&Aにはニーズがある」と思い、
丁度、セミナーエージェント会社から、商工会議所向けの
事業承継セミナーの企画立案の依頼を受けていたため、
「後継者がいない会社を存続させる方法」
というセミナー企画を提案しました。
すると、複数の商工会議所から、すぐに、
「興味があるので、詳しく話を聞かせて欲しい」
という依頼があったそうです。
税理士だけでなく、弁護士、司法書士、行政書士、中小企業診断士と
「事業承継」の仕事をしたいと考えられている士業のかたは、
たくさんいらっしゃいます。
そのほとんどが、相続がらみなのですが、事業承継の切り口を
「小規模企業のM&A(スモールM&A)」
と、見せ方を少し変えるだけで、興味を持ってもらえる度合いが、
とても違います。
商工会議所だけでなく、金融機関にも有効な切り口になりますよ。
一度、スモールM&Aについて、研究されてみてはいかがでしょうか?
事業承継には4つのパターンがあります。
20年前は、事業承継の90%以上が、「親族内承継」でした。
しかし、直近10年では
「法人経営者の親族内承継の割合が急減し、従業員や社外の
第三者といった親族外承継が6割超に達した」
(平成28年4月「事業承継に関する現状と課題」(中小企業庁))
というデータが出ています。
今は、親族内承継よりも外部承継のほうが、案件数が
多いのです。
そのうち、士業が積極的に関与できるのが、
「小規模企業のM&A(スモールM&A)」
です。
スモールM&Aの知識やノウハウを身につけることで、
今までと違った、顧客獲得のしくみを作り上げることができます。
そんなスモールM&Aのノウハウを手に入れるヒントが見つかるセミナーです。
事業承継に強い士業になるための
【スモールM&Aノウハウ】入門講座
https://peraichi.com/landing_pages/view/smallmanda
【 日 程 】2017年8月30日(水)18:00~20:30(開場 17:30)
【 会 場 】サニーストンホテル<江坂>北館「松の間」
地下鉄御堂筋線「江坂」駅 7番出口より徒歩2分
【 参加費 】7,020円(税込)