- 2018-2-5
- スモールM&A・事業再生
- 中小・零細企業のM&A, 事業承継
中小企業が廃業・承継の決断を迫られた時、「自分の出番だ」と思える士業が生き残る時代になります。
こんにちは。株式会社ネクストフェイズの岸田です。
週刊ダイヤモンド、2018年1月27日号で
「大量引退時代の危機 廃業or承継」
という特集が組まれていました。
このテーマが雑誌やネットで特集されることは少なくありませんが、
日を追うごとにその内容が、より具体的になっていることからも、
今後、重要な課題の一つであることを実感しています。
記事には中小企業庁が発表した、このようなデータが書かれていました。
この数字を見て、私はゾッとしました。
63万社以上もの企業が、
経常黒字を計上できる、経営ノウハウや技術力を持っているにも関わらず、
廃業せざるを得ないということに、驚きを禁じ得ませんでした。
伝統を守り続けた企業が、後継者不在により、廃業。
世界が認める技術力を持っていても、海外企業に買収され、ノウハウが海を渡ってしまう。
しかも、経常黒字を計上している企業である。
このような負の連鎖は、一刻も早く止まって欲しいと願っています。
今回の特集では、
「あなたの会社を高く売る術」
というタイトルで、経営者に向けられた記事が書かれていますが、
士業の方にも、ぜひ、お読みいただきたい内容となっています。
今後、事業承継の分野にチャレンジしようと考えている人のみでなく、
こういった際に、経営者からもっとも頼られることの高い士業も
知っておいて損のない情報だと思います。
その他にも
「業績不振でも諦めないで!あなたの会社の意外なチャームポイント」など、
参考になる記事がたっぷり掲載されていますので、ご興味のある方は、ぜひ、ご一読ください。
中小企業を対象にしたM&Aを専門にしている会社も出てきましたが、
まだまだ、専門家不足というのが現状です。
先述した通り、2025年には約63万社のニーズが潜んでいる、中小企業の事業承継です。
強みを作りたい士業にとっては、絶好の狙い目であることは間違いありません。
何より、中小企業の事業承継を既に実践されている方のお話を聞くと、
本当にやり甲斐がある仕事だと皆さんおっしゃるのが、印象的です。
株式会社ネクストフェイズでも、
昨年に続き「スモールM&Aアドバイザー養成講座」の開催を予定しています。
詳細が決まり次第、ブログでもご案内いたしますので、お待ちください。
また、株式会社ネクストフェイズでは、
士業の方が、同業との差別化を図り、営業ではなく「紹介」でクライアントを獲得し、
安定的に収入が得られるためのノウハウをお伝えするセミナーを随時開催しております。
同業の士業と差をつけるためのヒントが手に入ります。
●元・金融機関融資担当が講師! 「融資に強い士業・FPになる方法」セミナー
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