- 2020-8-17
- スモールM&A・事業再生
- 中小・零細企業のM&A, 事業承継, 士業のビジネスモデル, 税理士
スモールM&Aには12のポジションがあり、それぞれに自分の資格や経験を役立てることができます。
こんにちは。株式会社ネクストフェイズのヒガシカワです。
スモールM&Aに関する情報発信を行うなか、よくこんな質問をいただきます。
◯◯士である私は
「どの部分」に携われますか?
多くは税理士、また中小企業診断士、司法書士、行政書士、弁護士、社会保険労務士、また各種コンサルタント…。
質問にお答えするために、まずスモールM&Aの12の役割(ポジション)をご説明しましょう。
スモールM&Aアドバイザー「12」のポジション
スモールM&Aの12の役割(ポジション)は、以下のとおりです。
2.売り手のアドバイザー
3.買い手のアドバイザー
4.買い手の紹介者
5.仲介アドバイザー
6.戦略策定アドバイザー
7.株式100%化アドバイザー
8.廃業支援
9.業態転換支援
10.PMIコンサルタント
11.投資型アドバイザー
12.養子縁組アドバイザー
また上記以外にも、案件によっては自らが「買い手」になる場合があります。
スモールM&Aを詳しく知って、「自分の事務所も、買い手になり得るとわかった」「できれば買いたいところがある」と語る士業・コンサルタントも数多くいます。M&Aで事務所を大きくすることによるスケールメリットを見いだす士業・コンサルタントも、一定数います。
税理士に向いている役割
12の役割のうち、税理士に向いている代表的なポジションは、以下の5つです。
2.売り手のアドバイザー
3.買い手のアドバイザー
4.買い手の紹介者
5.仲介アドバイザー
もちろん本人の経歴や経験によって他のポジションも可能ですが、一般的には上記5つが考えられるでしょう。
自分の顧問先が自社を売りたい場合は「売り手の紹介先」として活動できますし、積極的に関与するなら「売り手のアドバイザー」として多彩なサポートを行えます。
一方、「他社を買いたい」と希望する顧問先があれば「買い手の紹介先」として活動できますし、「買い手のアドバイザー」として財務デューデリジェンス等のサポートが可能です。
さらに、売り手と買い手を仲立ちする、「仲介アドバイザー」の役割も可能です。
税理士がスモールM&Aで行う具体的な業務
税理士がスモールM&Aで行う具体的な業務は、以下のとおりです。
●税務デューデリジェンス
●税務・会計に関するサポート(会計処理・税務処理・節税対策等)
●株価算定
●譲渡スケジュール策定・管理
●売り手・買い手の相手探し
●交渉サポート
スモールM&A業務の中でも、比較的多くの業務を担える立場ともいえるのが税理士(もちろん公認会計士も)でしょう。
経営者の高齢化のみならず、コロナ禍もあって、事業承継の相談がどんどん増えています。その相談に対して、スモールM&Aは効果的な解決策の一つです。資格や経験によっては、受験勉強などでスモールM&Aを学んだ方もいらっしゃるでしょう。しかしいざ現場に出たら、求められるのは実務ノウハウ。
スモールM&Aの知識とノウハウがあれば、あなたはもう、頻繁に飛び込んでくる事業承継の相談から逃げなくて済みます。胸を張って相談を受け、明解な出口を示し、実務をこなしながらサポートできますから、相談者からの信頼も得やすいでしょう。経験や実績は、そのあと自然についてきます。
そんな、スモールM&Aに関する基本的な知識や実践的なノウハウが手に入ります。
●日時・会場
2020年8月21日(金) 14:00〜17:00 サニーストンホテル<江坂>北館
2020年8月22日(土) 14:00〜17:00 サニーストンホテル<江坂>北館
2020年8月28日(金) 14:00〜17:00 DAYS赤坂見附
2020年8月29日(土) 14:00〜17:00 DAYS赤坂見附
●定員 各回 25名
●受講料 6,500円(税別)
●お申し込みは下記からどうぞ↓
※講師:白石直之氏からの言葉もこちらから読めます