独立を考えている士業が、「今」行っておくべきこと（１）

独立してからホームページを作っていたら遅いのです

こんにちは。株式会社ネクストフェイズのヒガシカワです。
最近、企業内診断士や勤務税理士の方から
「近いうちに独立を考えているのですが、独立前の今のうちにしておけば良いことって、何ですか？」
と聞かれることが少なくありません。

そこで、今回は、
「独立を考えている士業が、「今」行っておくべきこと」について、お伝えさせていただきます。

まず、一番始めにすべきことは、
「強みを決めておく」
ということです。

以前、独立後の士業の方100名以上にアンケートを取りました。
「独立前に「これだけはしておくべきこと」は何ですか？」
という質問に対して、一番多かった回答が、
「「強み」を持っておく」
ということでした。

独立して集客に苦戦している方の多くが、
「これといった強みがなく、他の同業者と差別化ができない」
という悩みを抱えています。
だからこそ、「強み」が必要だと考えたのでしょうね。

このブログでも何度も言っていますが、「強み」を身につけようと思えば、まず、
「何を強みにするのか決める」
ということが重要です。

まず、決めて
「私は◯◯という分野が得意です」
と言い続けることで、その分野の仕事の依頼が来ます。

最初は経験がないため、うまくできないかもしれませんが、そのときは、詳しい人にアドバイスを
受けながら、その業務をこなす。
それを続けていくことで、その分野の経験を重ねて、本当の得意分野にしていく、
というのが正しいやり方です。

最初から「強みを決める」ことで、その強みを伸ばすスピードが、決めないで、結果的に強みになる場合と
比べて、段違いに速いからです。

「強み」を身につけるために必要なことは、３つあります。
１．アドバイスしてくれるメンターを見つけること
２．実践して経験を積むこと
３．知識を身につけること

まず、「強み」にしたい分野に詳しい「メンター」を見つけることで、自分が対処できない状況に
なったときに、教えを請うことができます。

その精神的なバックボーンを持つことができれば、知識や経験が乏しくても、
「いざというとき、メンターに頼ればいいや」
という気軽な気持ちで、
「私は◯◯が得意です」
とアピールすることができます。
アピールをし続けていると、必ず、その分野の相談がきます。
それを重ねて、経験を積んでいきエキスパートになります。

知識は、全くないと困りますが、最低必要限のものさえあればＯＫ。
100回に1回しか出会わないような事例の研究をするのは、するだけムダ。
もし、そんなケースに出会ったら、メンターにふればいいだけなのです。
そして、そのときには、メンターの横について、その事例の解決方法を、現場で学ばせて
もらえればいいのですよ。

とにかく、今から「強み」を決めておけば、今から、その分野の経験ができます。
独立までに、その経験を重ねておけば、独立時には、立派に独り立ちできるだけの
「強み」のノウハウを手に入れることができます。

だから、今は自信がなくても、独立前に「強み」を決めて、学んでおきましょう。

独立前にいろいろと準備しておくことで、独立しても集客に困らないようにすることは可能です。
そのためには、「今、何をしておかなければならないか」を知ることは、とても重要。

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