- 2015-6-23
- 融資サポート
- 士業のビジネスモデル
中小企業の社長の悩みは、大きく3つあります。
①資金繰り
②売上アップ
③人材確保・人材育成
この3つの悩みのうち、たった一つでも、きちんとアドバイスできる力があれば、経営者はその専門家を頼りにします。
その経営者が既存顧客であれば自分に対する信頼度は高まりますし、見込客であれば顧問契約につながる可能性は大です。
ただし、売上アップと人材確保・人材育成に関して言えば、アドバイスできるレベルになるのには時間がかかります。
経験も必要ですし、かなり広範囲な知識も要りますから、アドバイスできるレベルになろうと思ったら、3年、5年の時間が必要です。
しかし、中小企業の資金繰り=資金調達に関して言うと、そのスキルを身につけるのは、そんなに難しくありません。
金融機関に関する基礎的な知識やノウハウ(机上で2日程度の勉強で学べる知識・ノウハウ)を身につけ、現場で2、3回の実践を経験し、自信をつければ、融資に関するアドバイスができるようになります。
獲得するのに何年もかかるような、大層なノウハウではありません。
もちろん中には複雑な案件もあるでしょう。
複雑な案件には深い知識や経験が必要になりますが、一般的な士業の方々に持ち込まれる多くの相談は、そんなに複雑なものはあまりありません。
普通に事業を営んでいる中小・零細企業の融資案件のレベルであれば、ちょっとした知識やノウハウを押さえ、何回か経験するだけで、十分お手伝いできるようになります。
●ライバルは少なく、潜在顧客は多い
多くの同業者の中から自分を選んでもらうには、「差別化」が必要です。
が、本業で差別化をするのはなかなか難しい。
本業で差をつけるレベルまで到達するには、かなりの時間と勉強と努力が必要になりますが、顧客がそこまでのレベルを求めることは滅多にありません。
本業で差別化をするのは、費用対効果が悪いのです。
一方、「意外と近道」である融資に関する知識やノウハウを身につければ、
「私は融資に強い専門家です」とアピールすることで、同業者との大きな差別化が可能です。
それくらい、税理士をはじめとした士業の中で「融資に強い」といえる専門家は少ないのです。
また、資金繰りに悩む経営者は多くても、彼らは融資知識も相談相手も乏しいのが実情です。
そこに融資についての正しい知識、銀行とのつきあい方を知る専門家が現れれば、
「融資に詳しい貴重な人物」として、大いに頼りにしてもらえます。
実は、上記の悩みトップ3の中で一番多いのは、資金繰り。それだけに見込み客の裾野は広いのです。
●見込み客を紹介してもらいやすくなる
こうして既存客と深い関係性を作っていけたら、次はその経営者たちから「知り合いに融資相談をしたい人がいて…」と見込み客を紹介してもらえるようになります。
もう一度言いましょう、融資に強い専門家は貴重なのです。
貴重だから、人が集まる。これこそ、既存客が見込み客を紹介してくれる仕組みです。紹介の輪が次々に広がっていきますから、もう値下げに悩んだり、声高に自分を宣伝する必要はありません。
融資に関する正しい知識、銀行とうまくつきあうノウハウを知っている人だけが、
ひと足先に、自然な紹介の輪に入っていきます。
さて、あなたはどうしますか。
「銀行との上手なつきあい方」「資金調達の実務」「銀行との交渉のしかた」といった、「融資を円滑に引き出すための方法」に関する書籍はたくさんあります。
しかし、これらは、経営者が自ら融資を引き出すために必要な知識であり、「融資に強い専門家が、クライアントに対してアドバイスするための知識」ではありません。
融資に強い専門家になるためには、「銀行に関するいろいろな知識」だったり「経営者から、経営に関するアイデアを引き出すノウハウ」だったり、「銀行が好む資料を作るためのスキル」というものが必要になります。
しかし、そういった知識・ノウハウ・スキルを体系的に教えてくれる場はありません。
本を読んだり、セミナーを聞いたりして、断片的な知識・ノウハウ・スキルを手に入れても、クライアントである経営者に対して、効果的なアドバイスが出来るようにはならないのです。
「融資に強い税理士になる方法」「融資に強いFP・士業になる方法」セミナーでは、そういった知識・ノウハウ・スキルを身につけるために必要なものについて、お伝えしています。
「融資に強い税理士になる方法」セミナー
https://www.npc.bz/fstc/
(東京) 8月5日(水)、6日(木)
(大阪) 6月24日(水)、25日(木)、27日(土)、8月4日(火)、11日(火)
「融資に強いFP・士業になる方法」セミナー
https://www.npc.bz/fp-shigyou/
(東京) 7月16日(木)、17日(金)、23日(木)
(大阪) 6月30日(火)、7月1日(水)、29日(水)、30日(木)