女性の夢を叶えることのできるお金

アベノミクスで、「開業率を10%する」にということで、
いろいろと、創業者が生まれるような政策を行っています。

「創業・第二創業促進補助金」や、「創業支援貸付利率特例制度」が、
そうなのですが、それ以外に、日本政策金融公庫の
「新創業融資制度の女性小口特例」
という制度があります。

結構、使い勝手がいい融資制度の割には、あまり知られていないこの制度。
創業者支援を行っている方や税理士の方には、
是非、知ってもらいたい融資制度です。

「新創業融資制度の女性小口特例」とは、ぶっちゃけて言うと、
「女性が規模の小さいビジネスを始める場合に、
結構、簡単に借りられる融資制度」
なのです。

例えば、ネイルサロンやアロマサロン、マッサージ、各種教室、
ネットショップなど、大きな設備投資は要らないが、
事業をスタートするために、いくらかの資金が必要な女性向けの制度です。

「新創業融資制度」は、創業2期未満の方が無担保・無保証人で
利用できる融資制度なのですが、利用するのに、いろいろと条件がついていました。

「新創業融資制度」では、
「雇用創出を伴う事業を新たに営もうとする方」
でないと、この融資制度は使えませんでした。

しかし、この「新創業融資制度の女性小口特例」では、
この要件は、必要なくなりました。

すなわち、一人だけでビジネスをする場合にも、お金を借りられるようになったのです。
バイトやパートを雇わなくてもいいのです。

別の要件として
「現に雇用されている企業に６年以上勤務し、同一業種で
事業を新たに営もうとする方」
というのもありました。

これまで、日本政策金融公庫は、融資の審査をする際に、
「創業するビジネスでの経験」
を、とても重視していました。

しかし、この「新創業融資制度の女性小口特例」では、
「新たに始めるビジネスの経験は問わない」
ということになったのです。

今まで、主婦やOLをしていて、いきなりネイルサロンを
はじめようとしても、その経験がなければ、融資を断られる
というパターンが多かったのですが、
この「新創業融資制度の女性小口特例」を利用すれば、
経験なしでも、借り入れを申し込めるようになったのです。

「人を雇わなくても」「その業務の経験がなくても」、300万円までなら、
創業に必要な資金を借りることができるということなのです。

大きな資金は必要ないが、小さな資金でビジネスをはじめたい女性が、
とても利用しやすい融資制度なのです。

私は、もう10年以上も「創業塾」の講師をしています。
（今年も茨木商工会議所と新発田商工会議所で「創業塾」を行いますので、
ご興味ある方は、是非、ご参加ください）

受講者の半分は女性で、そのうち3割程度は、こういったスモールビジネスで
開業したいという方が、いつもいらっしゃいます。

多分、みなさんの周りにも、そういうスモールビジネスで
創業を考えられている方は、たくさんいると思います。

そういった方達に、この「新創業融資制度の女性小口特例」を伝えてあげれば、
彼女達の夢を叶えるためのお手伝いができると思います。
（創業してはいけない人（創業に向いていない人）には、絶対に教えないでください）

是非、周りの人の夢を叶える」お手伝いをしてください。

自分が知っていることで、相手が知らなかったことを伝えるだけで、
その人の人生が良くなることって、結構あります。

創業融資に関する知識って、その最たるものだと思います。

創業者を支援したいと考えているのであれば、創業融資に関する知識は、
必要不可欠だと思います。

しかし、そういった知識を、体系的に学べるところはなかなかありません。

そんな知識を体系的に学べる場所があります。

●「融資に強い税理士になる方法」セミナー
https://www.npc.bz/fstc/
（東京）　9月1日(火)、2日(水)
（大阪）　8月11日(火)、9月8日(火)、9日(水)
　　
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https://www.npc.bz/fp-shigyou/
（東京）　8月18日(火)、21日(金)、10月1日(木)、2日(金)
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