- 2015-8-20
- 融資サポート
- 金融機関とのつきあい方, 金融機関の内側
どの銀行とつきあうかはとても重要です。
間違った銀行を選んでしまうと、メリットが全くありません。
時間だけを無駄にすることになります。
ここでは、自分たちがつきあうべき「おすすめの銀行」についてお伝えします。
まず、考えるべきは「どんな目的で銀行とつきあうのか」ということ。
銀行により、享受できるメリットが変わってくるからです。
「決済用の普通預金口座を作りたい」のであれば、店舗網の多いメガバンクや
大手地方銀行、ネット銀行がお勧めです。
店舗数が多ければ、無料で入出金ができる場所も多くなるため、入出金を頻繁にする場合は、
上記金融機関を選ぶべきでしょう。
「融資をしてほしい」のであれば、地元の金融機関を選びます。
もし、あなたが年商50億円の会社を経営しているのであれば、メガバンクでも大事にしてくれます。
10億円~50億円の会社を経営しているのであれば、地方銀行でも大事にしてくれます。
年商が5億円以下であれば、地元密着型金融機関といわれている「第二地方銀行」「信用金庫」
「信用組合」との取引をお勧めします。
自分の会社の規模が小さいのに、大手銀行と取引をしても、銀行にとっては規模が小さくて
取引をするメリットがないから、ぞんざいに扱われることが多いからです。
都合のよいときにはちやほやしてくれますが、都合が悪くなると、すぐ切り捨てられる。
そんな危険が潜んでいますので、融資取引をする場合は、身の丈にあった金融機関とおつきあいするべきでしょう。
また、銀行を選ぶ際は、応対の仕方をよく観察してください。
店頭に座って30分もすれば、その銀行の雰囲気は見えてきます。
チェックポイントは、次の3つです。
①窓口の応対、②窓口の後ろの事務員とその後ろにいる男性社員の動き、③職員同士の会話の雰囲気、です。
窓口の応対が悪ければ、長くつきあっても不快になるだけですから、つきあいは避けておくべきです。
窓口の後ろの事務員とその後ろにいる男性社員の動きが鈍ければ、その支店の事務処理能力が
低いことになります。事務処理能力が低いと、何かとトラブルがおきやすいため、
これも避けておいたほうがいいと思います。
職員同士の会話の雰囲気が悪ければ、その支店は澱んでいると考えて間違いなく、
特に融資をお願いする場合は、避けておいたほうがよいです。
風通しの悪い支店というのは、仕事に対するモチベーションが低いため、
融資についても積極的に対応しないことが多いからです。
よい金融機関を見つける目を養いせんか?
新たに融資をしてもらえる金融機関を開拓するには、少なくとも6ヶ月以上の時間が必要です。
「つきあうべきでない金融機関」にアプローチをかけてしまうと、6ヶ月以上という時間が
無駄になります。
だからこそ、よい金融機関を見つける目を養うことが重要になります。
そのためには、金融機関のことを知っておく必要があります。
そんな知識を身につけるためのセミナーです。
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