今年もまもなく、創業塾・創業スクールシーズンが始まります。
こんにちは。株式会社ネクストフェイズのヒガシカワです。
毎年、私は8月後半から12月第2週まで、土曜日・日曜から、予定が埋まります。
それは、「創業塾」のスケジュールが入ってくるからです。
現在、勤務している人たちが参加することが多いため、平日以外に開催されることが多くなります。
2004年から創業塾の講師をするようになって、今年で12年になりますが、これだけ続けていると、
何となく受講者の傾向がわかります。
実際に創業塾を受講された方で、すぐに創業されるのは1割程度。
3~5年以内に創業されるのは4割ぐらいです。
残りの半分は、創業されないか、10年後ぐらいに創業される方になります。
だいたい、政府が創業者育成に力を入れてから、その効果が出るのに3年から5年かかります。
前の政権の時に、事業仕分けで「創業塾」や「経営革新塾」が廃止されました。
肌感覚ですが、その3年後ぐらいから、創業される方は減ったような気がします。
今の安倍内閣になって、アベノミクスで言い出したのは、
「現在5%程度になっている開業率を、欧米並みの10%程度まで持って行く」
ということでした。
4年ほど前から、政府は、創業者を増やすための方策(「創業スクール」「創業者向け融資の拡充」
「創業補助金」「サポートする専門家の増員」等)を地道に打ち続けてきました。
その結果というわけなのかどうかわかりませんが、
確かに創業希望者からの相談は増えてきていると思います。
多くの士業やFPの方々に、「融資に強い専門家になるためのノウハウ」を伝える講座をしている関係で、
その受講者の方々から、融資に関する相談を受けます。
最近は、そういった受講者の方々からの創業者融資に関する相談がとても増えているのです。
明らかに増えています。
創業を希望される方の一番の悩みは、
「創業資金をいかに調達するか?」
です。
開業するために一番必要なのは、「お金」ですが、自己資金を潤沢に持っている創業者なんて
ほとんどいません。
どこからか、創業するのに必要な資金を借りなければいけない。
しかし、今まで、会社勤めをしていたので、どうやってお金を借りたらいいかわからない。
という方ばかりです。
誰かに相談したくても、誰に相談すればいいのかわからない。
創業塾に参加されている方が、まず、相談するのは、同じ創業塾に通っていて、既に創業し、
創業資金の調達を経験した方。
創業塾に参加していない方は、自分の周りで独立・開業していて、やはり、
創業資金の調達を経験した方。
に聞きます。
創業している方の多くが、創業融資を調達する際、「融資に強い専門家」に相談しています。
創業希望者に、
「創業資金はどうやって借りたらいいのですか?」
と相談されたときには、以前、自分が相談した専門家を紹介することがとても多い。
だから、創業に関する融資相談は、数珠つなぎで紹介されることが多いのです。
これから来年にかけて、今まで政府が行ってきた、創業者を増やすための試みが実を結び、
創業希望者の数が増えてくると思います。
それだけ、創業融資に関する相談も、どんどんと増えてきます。
創業するときにお世話になった専門家とは、長いつきあいになることが多く、
その後のつきあい方次第で、安定的な収入を得ることができるようになれます。
これから伸びる可能性のある、「創業融資サポート」。
キラーコンテンツ(同業者と差別化できる専門家としての強み)にしてみても、
面白いのではないかと思います。
アベノミクスによる施策の効果で、今年から来年にかけて、創業希望者は増えてきます。
それに伴って、「創業融資に関する相談」も増えてくるでしょう。
創業融資に関する相談に応えるのは、それほど難しくありません。
「創業融資に関するポイント」や「創業融資を断られる事例」について知っていれば、
専門家なら、簡単にアドバイスできることばかりです。
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