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近ごろ金融機関周りでよく耳にする「事業性評価融資」。それ、何?
こんにちは、ネクストフェイス編集部(以下、編集)です。どうも「事業性評価融資」がトレンドらしいです。編集は融資についてはまったくの素人ですが、そんな自分でも理解できるようなシンプルな「まとめ」を(勉強して)書いてみました。
財務諸表などの数字だけではなく、その企業の事業内容や将来性、強みなども、「融資する/しないの評価基準」に入れましょう、という融資の新しい傾向です。
あっ、200字で終わってしまった…。これだけだと「はあ?」ですよね。では、
●今までの融資と何が違うの?
●何かいいことあるの?
●何か困ったことはないの?
…という「概要説明」「メリット」「デメリット」の3点に絞ってお話ししましょう。(というか、それが編集の知るすべてです)
融資する/しないの基準は、今までほとんどが財務諸表や、不動産・保証人などの担保に拠っていました。財務諸表とは、過去のデータ。過去の実績がしっかりしていたり、担保が取れる企業だと貸し倒れの心配が少ないので、カタイ企業にばかり貸していたのです。
ところが2014年に金融庁が方針転換。「金融機関のみなさん、これからは企業の事業内容や将来性、強みにも注目して融資してくださいね」と言い始めました。
一般企業、とくに中小企業にとっては、ずばり、借りやすくなりました。
市場に求められている/需要のある事業内容であることを説明したり、他社にはない独自の強みをアピールするなどして企業の将来性を納得してもらえたら、たとえ過去の数字がイケてなくても、金融機関は積極的に貸そうと思ってくれやすい時代になったのです。チャーンス!
企業の手元にあるのは、たいてい決算書くらいなものです。でも事業内容や将来性、企業の独自の強みなどは、数字には表れにくいもの。数字に表れないものを他人にわかってもらうのは、かなりプレゼン上手な一部の経営者を除けば、そう簡単ではありませんよね。
一方、金融機関だって貸したいのはヤマヤマなのですが、「この会社の事業内容って将来性あるの?」「事業内容はいいとしても、他社に比べて競争力あるの?」という疑問を払拭できるほどの目利き力(取材力・調査力・分析力と言ってもいいかもしれません)をなかなか持てないでいます。なんせ2014年に方針が変わったばかりなのですから、ここは金融機関職員を責めるのも酷というものです。
今こそ、中小企業のそばにいる士業やコンサルタント、ファイナンシャルプランナーのみなさんの出番です。
あなたがもし、「今の融資というのは」という事情に強くなれたら、めっちゃくちゃ感謝されます。企業からも、金融機関からも。これ、ビジネスチャンスだとお思いになりませんか。そう、「事業性評価融資がチャンス!」なのは、なにも企業にとってだけではないのです。
……。
今回の方針転換のキモっちゅうのは
(待ってました! 喋らせろ!)
(そろそろ他の業務に取りかかっていいでしょうか)
融資の本質は…
(ま、話を聞いて行け)
編集にはもうこれ以上の説明はできないので、あとは融資への情熱に燃える東川に任せます。ご興味がわいたら、彼のセミナーにいらっしゃいませんか。
企業と金融機関を仲介するだけなら「ただの親切な人」として感謝されて終わりだけれど、きちんとキャッシュポイントのある「士業のビジネスモデル」をお話しします。金融機関の融資現場で13年間、「借りたい企業」「貸したい金融機関」それぞれの側の考えに揉まれた東川が。
彼の話を聞くと、ノウハウを少し知るだけでずいぶん結果が変わるのだなと思うし、同時に、ノウハウだけでもいけないんだな、とも思います。いけないって何が? それはセミナーの場で詳しく。
※融資に関する質問などにもその場でお答えします
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