こんな依頼者が相談に来ても、「借りられる確率は低いですよ」と伝えてください。
こんにちは。株式会社ネクストフェイズのヒガシカワです。
以前、
「士業が不動産屋さんに見込み客を紹介してもらう方法」
というブログで、
「士業が自分たちの存在をアピールするために効果を発揮するしくみとは、
「不動産屋さんに対して、その不動産屋さんの名前で
【飲食業を開業する人が絶対に知っておくべきお金の借り方】
という小冊子を作ってあげる」
という方法です。」
とお伝えしました。
(詳しくは、https://www.npc.bz/marketing/20160714 をご参照ください)
現在、その小冊子を作っています。
創業融資の支援をしている、いろいろな専門家から
「創業融資を断られる方、というのは、どんな方?」
という質問が多かったので、今回、小冊子に、
「【創業融資】を獲得するためのチェックシート」
を掲載しようと思っています。
<【創業融資】を獲得するためのチェックシート>
創業融資を断られるのは、だいたい、9つのパターンに分かれます。
創業希望者から融資の相談があったときに、まず、この9つの項目について、確認してください。
(1)経験不足
(2)自己資金不足
(3)事業計画が不完全
(4)消費者ローン・カードローンで多額の借金がある
(5)クレジットブラック
(6)水道光熱費や家賃の支払いが遅れがち
(7)自己資金が見せ金
(8)税金の滞納がある
(9)面談で切れる
上記チェックシートのうち、一つでも該当するものがあれば、
創業融資を借りられる可能性は、かなり低くなると思ってください。
該当するものが3つ以上あった場合は、
「今のままでは、創業融資を借りることは難しいです。その理由は・・・」
と言って、何に問題があるのか伝えて、依頼を断ること。
相談しに来られた方すべてに応えてあげたいという気持ちはわかりますが、融資してもらえる確率が低い人に
時間をかけるというのは、お互いに無駄な時間となる可能性が高いので、
ここは、心を鬼にして、
「創業融資を借りるために障壁となる問題点について説明させていただきました。
この問題点を解決できた時点で、もう一度相談にお越しいただけますか。」
と、依頼をお断りされることをお勧めします。
該当するものが2つ以下の場合は、その該当項目を解決するための具体的な方法をアドバイスし、
サポートしてあげてください。
少しサポートするだけで、融資してもらえる可能性を格段に高めることができると思います。
<【創業融資】を獲得するためのチェックシート>についての詳しい説明は、
【飲食業を開業する人が絶対に知っておくべきお金の借り方】という小冊子の中で行いますので、
完成を楽しみにしておいてください。
創業融資を成功に導くために、「融資に強い専門家」ができることは、いくつかあります。
そのうち、そんなに難しくなく、効果を発揮する方法として、
「日本政策金融公庫の担当者と懇意になって、創業希望者を紹介する」
というものがあります。
そのための「日本政策金融公庫の担当者と懇意になる方法」についてのヒントを得ることができます。
●「融資に強い士業・FPになる方法」セミナー
※東京・大阪ともに複数の日程をご用意しています
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銀行と仲よくなると、本当にお客さんを紹介してもらえます。こんな紹介ルートがあるということを知らない士業さんが多い今のうちがチャンスです。でもいきなり行ったら警戒されない? どうやって金融機関と信頼関係を築いてくの? といった点について、こちらもセミナー同様たいへん実践的に書いています。