- 2017-4-21
- 融資サポート
- 士業のビジネスモデル
「ここに行けば、融資に関する情報が得られる」という存在になれば、相談は格段に増えます。
こんにちは。株式会社ネクストフェイズのヒガシカワです。
私は2003年2月に、経営コンサルタントとして開業しました。
その4年後の2007年に法人化して、2009年に現在の社名「ネクストフェイズ」になりました。
法人設立したときは、別の社名だったのです。
そのときの社名は株式会社資金調達という商号でした。
もともと、資金調達支援を行っていたので、わかりやすい名前が良いだろうと思い、
こういう名前にしたのです。
当時は、「資金調達コンサルタント」と名乗っている人もあまりなく(現在もそんなに
増えていませんが)、私のことを知っている士業や経営者の方々からの紹介や相談で、
毎日、忙しく過ごしていました。
それが爆発的に忙しくなったのが、法人設立して1年ぐらい経った頃でした。
「株式会社資金調達のヒガシカワ」としての露出もたくさん増え、公的支援機関の
サブマネージャーやアドバイザーをしていた関係で、SEO対策をしなくても、
「資金調達コンサルティング」と検索すれば、ほとんど1番上に表示されていました。
そのせいか、毎日3件ぐらいずつ、問い合わせが入るようになりました。
「今まで、融資を受けたことがないのだが、どうすれば、確実に融資をしてもらえるようになるか
指導してほしい」
「◯◯業をしているのだが、◯◯業だと、どの金融機関が借りやすいのか教えて欲しい」
「創業融資に積極的な金融機関はどこ?」
「金融機関に融資を断られたのだけれど何とかしてほしい」
「3日以内に融資してくれるところを紹介してほしい」
etc.etc・・・
最初は、ひとつひとつの問い合わせに対して、丁寧に対応していたのですが、
あまりにも問い合わせが多く、仕事に影響をきたしはじめました。
それから依頼を引き受ける方針を「紹介の方のみ」と切り替え、ネット経由で、
あまり問い合わせが来ないように、社名を「ネクストフェイズ」に変えたのでした。
それが奏功したのか、ネット経由での問い合わせは少なくなったのですが、商工会議所でのセミナーが
多くなり、その受講者の方々からの相談が増えたため、業務量はそんなに変わらず、
それが今もずっと続いている状態です。
今まで資金調達支援をしていて感じたことは、
「中小企業の経営者や創業希望者は、資金調達に関して悩んでも、相談する場所がわからなかったり、
見つける事ができなかったりしている」
ということでした。
確かに商工会議所や、よろず支援拠点、中小企業支援センターのような中小企業支援機関はあるのですが、
多くの中小企業経営者や創業希望者にとって、敷居が高かったり、行くのに不便だったりします。
だから、地元で「相談できる相手」を探しているのです。
もし、あなたが「地元の中小企業経営者や創業希望者に貢献したい」と考えているのであれば、
「地元の融資の相談窓口」
になってください。
融資に関して相談したいと考えている経営者は少なくありません。
きっと相談が増えると思いますよ。
融資に関する相談に応えることのできるだけの知識もノウハウがないために、
融資の相談を避けて通っている士業や、当たり障りのない回答をしているコンサルタントは、
残念ながら少なくありません。
相談した方は、そんな態度をされたり回答をもらったときに、とても失望しています。
別に、相談された内容について、自分がその場で答えを出す必要はありません。
一旦、話を聞いて、
「それについては、詳しく調べた上で回答させていただきます」
と言って、後日、回答するようにします。
その後、融資に詳しい人に相談をして、その回答を聞き、その回答を、相談者に伝えてあげれば、
その方の悩み解決につながります。
大事なことは、相手の悩みを解決すること。
自分が、そういった相談窓口になってあげればいいのです。
そのためには、まったく融資に関して知らないというのでは、多少問題があるので、
たった少しでいいので、融資に関する知識を身につけてください。
そんな「融資の相談窓口」になるためのヒントを手に入れることができます。
●「融資に強いFP・士業になる方法」セミナー
https://www.npc.bz/fp-shigyou/
(東京) 5月9日(火)、10日(残2)、19日(金)、20日(残2)、6月2日(金)
(大阪) 5月11日(残3)、12日(金)、13日(土)、24日(水)、26日(金)
※6月以降も日程あり。詳しくはサイトをご参照ください