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金融機関が融資を断る原因は3つあります。
こんにちは。株式会社ネクストフェイズのヒガシカワです。
今まで多くの経営者からの融資に関する相談に乗ってきましたが、
相談に来られるきっかけになった理由で比較的多いのが、
「融資を申し込んで断られた」
というものです。
多くの方が、
「融資を断られるのは、企業の内容が悪いからだ」
と思っていますが、実は、それが原因になっていることがすべてではないのです。
金融機関が融資を断るのは、3つの原因があります。
「企業の内容が悪い」
というのは、その一つでしかありません。
割合としても、そんなに大きくはなく、残りの2つの原因による割合のほうが多いのです。
残りの2つの原因は、
「担当者の質が悪すぎる」
ことと
「企業の努力と担当者の熱意・能力が不足している」
ことです。
この2つの理由であれば、融資を断られたとしても、逆転させることは可能なのです。
今回は、融資を断られた3つ原因による、それぞれの対処方法についてお伝えさせていただきます。
「年商の10倍以上借入があり、何期も赤字が続いていて、大幅な債務超過である」
というような会社は、当然、融資を断られます。
返済の可能性が見当たらないからです。
この場合は、復活させることはできません。
どうひっくり返しても借りられない会社は借りられませんので、
この場合は、融資を受けようと努力するのではなく、
融資をしてもらえない状況で、どうやって、事業を継続していくかの方策について考え、
行動していくことが重要になります。
サポートする専門家としても、そういう企業に対しては、
「あなたの会社は、今のままでは融資をしてもらうことは不可能です」
とはっきりと言ってあげることが重要です。
資金調達なしで事業を継続するための努力が必要であるのにも関わらず、
「少しでも借りられる可能性があるのではないか」と経営者が思ってしまうと、
それにすがってしまい、資金調達なしで事業を継続するための努力をしなくなり、
不可能な資金調達を行うための努力ばかりするようになります。
そんな努力は、時間の無駄です。
「融資をしてもらうのは不可能です」ときっぱり伝え、
「融資をしてもらえない状況で、なんとかする方法を考えましょう」
と言って、生き残る為に何をすべきかに向けて行動してもらわなければなりません。
消費者金融や商工ローンなどの高金利での資金調達なんか、もってのほか。
より傷口が大きくなるだけですから。
「担当者の質が悪すぎる」ことと
「企業の努力と担当者の熱意・能力が不足している」ことへの対処方法については、
次回、お伝えさせていただきます。
「融資を断られた」と言って、嘆いていても状況は改善しません。
まず、しなくてはいけないことは、
「融資を断られた原因を確認すること」
その原因によっては、断られた融資が実行してもらえるようになることもよくあります。
すべてが復活できるようになるとは言いませんが、融資に詳しい専門家に相談することで、
逆転できた例は少なくありません。
そんな、断られた融資を復活させるためのヒントが手に入ります。
※融資に関する質問などにもその場でお答えします
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