- 2019-8-6
- 融資サポート
- 士業のビジネスモデル, 金融機関とのつきあい方
間違ったサポートをすると逆効果になってしまいます。
こんにちは。株式会社ネクストフェイズのヒガシカワです。
金融機関の人間と話をしていると、社長に同行してくる士業に対する不満を聞くことが、
時々あります。
どのような不満かというと・・・
金融機関の同行してくる士業に対する不満
「金融機関のこともよくわかっていないのに、訳の分からないアドバイスをしないで欲しい」
という不満です。
金融機関のことをよくわかっていない士業に共通するのは、
「クライアントに対して、自分の思い込みでアドバイスをしている」
ということです。
その思い込みが正しければいいのですが、往々にして、間違っていることが少なくありません。
間違ったアドバイスをしてしまうと、それをクライアントが信じてしまい、
話がややこしい方向に向かってしまいます。
そうなると、より手間がかかるため、金融機関の担当者は嫌がります。
その結果、同伴してきている士業に対して嫌悪感を覚えるのです。
嫌悪感を覚える士業に対して、好意的に接してくれるはずもないので、紹介は決して発生しません。
金融機関の考え方を知ることが第一歩
金融機関から嫌悪感を覚えられないために必要なことは、
「金融機関の人間の考え方を知ること」
金融機関の人間は、金融機関特有の考え方を持っています。
金融機関には、独自の文化があるからです。
「金融機関の常識は、世間の非常識」
と言われることもよくありますが、その金融機関の常識を知ることで、
担当者が動きやすい環境を作ることができます。
融資決定のプロセスを把握する
「金融機関の考え方を知る」と共に必要なことが
「融資決定のプロセスを把握する」
ということです。
「融資決定のプロセス」を把握することができれば、
「誰に対して」
「どのタイミングで」
「どのような資料を提出する」
のかが明確になるからです。
銀行に嫌われる士業とは?
以前のブログ、
【銀行に嫌われる士業とは?】
で、金融機関に同行訪問する士業がしてはいけないことについて解説していますので、
こちらも参考にしてください。
この内容を把握しておくだけでも、金融機関の対応は大きく変わると思います。
金融機関とのつきあい方について正しい知識を身につけるために
金融機関とのつきあい方についての正しい知識を持つことができれば、
クライアントに対して間違ったアドバイスをすることはなくなります。
その結果、クライアントからの信頼感は増し、紹介が増えることになります。
金融機関とのつきあい方についての正しい知識を身につけるために、確実な方法は、
「金融機関に就職する」
ことですが、そんなこと、なかなかしませんよね。
他には、
「クライアントについていって、金融機関と接触する機会を徹底的に増やす」
という方法があります。
この方法は、時間がかかりますが、確実に、金融機関に対する知識やノウハウが身につきます。
ただし、同行訪問するときは、聞き役に徹してください。
あまり、でしゃばると、嫌がられる存在になってしまいますから。
手っ取り早く必要な知識を身につける方法
金融機関に就職せず、時間もかけずに、
「金融機関との正しいつきあい方」の知識を身につける方法として、手っ取り早いのが、
「【融資に強いFP・士業になる方法セミナー】を受講する」
という方法です。
このセミナーでは、
「新たな金融機関を開拓する方法」
や、
「赤字でも融資を円滑にしてもらう方法」
をはじめ、金融機関とのつきあい方の知識や、
それを使って、顧客を獲得するためのしくみの作り方について、お伝えしています。
正しい知識を身につけ、多くの相談者に対して、
正しいアドバイスができるようになっていただければと思います。
●「融資に強いFP・士業になる方法」セミナー
(東京) 8月7日(水)、9日(金)、26日(月)、27日(火)、9月10日(火)、11日(水)
(大阪) 8月16日(金)、22日(木)、29日(木)、9月3日(火)、4日(水)、16日(月)
※9月以降も日程あり。詳しくはサイトをご参照ください