- 2020-4-21
- 融資サポート
- セーフティネット保証4号, 新型コロナウイルス影響下の資金繰り支援策, 民間金融機関における実質無利子・無担保融資
超最新情報です。
【動画】
こんにちは。株式会社ネクストフェイズのヒガシカワです。
昨日、金融機関に対して、「民間金融機関型【新型コロナウイルス感染症特別貸付】(仮名)」の説明が当局からあったようです。
ネクストフェイズのメインバンクである北おおさか信用金庫江坂駅前支店の方が、最新の情報を教えてくれました。
現在わかっている範囲でお伝えします。
受付開始日
今のところ5月1日(金)の予定です。
4月27日(月)に、令和2年度の予算案が国会に提出されます。
大型連休前に補正予算を成立させるとのことですので、5月1日(金)受付開始予定と説明があったそうです。
ただ、不測の事態が発生し、補正予算案の成立が後ろにずれた場合は、受付開始日もそれに合わせてずれます。
対象者
新型コロナウイルス感染症の影響を受け、一時的な業況悪化を来している方であって、最近1ヵ月の売上高が前年または前々年の同期と比較して5%以上減少しており、中長期的に業況が回復し、発展することが見込まれる方
基本的には、日本政策金融公庫の「新型コロナウイルス感染症特別貸付」の対象者と同じなのですが、「業歴3ヵ月以上1年1ヵ月未満の場合」の事業主の取り扱いについては、まだ、詳細が決まっていないとのことです。
融資限度額
3,000万+別枠
利率
1.2%(固定)
※特別利子免除制度あり。詳しくは別項にて説明
期間
10年以内(うち据置期間5年以内)
特別利子補給について
今回の制度は、公庫の制度と違い、利子補給ではなく、一定の基準を満たした事業者に対しては、最初から金利がかからないようにするとのこと
保証料
0.85%
ただし、最近1ヵ月の売上高が前年または前々年の同期と比較して15%以上減少(5%ではないことに注意)している場合は、保証料0
最近1ヵ月の売上高が前年または前々年の同期と比較して5%以上15%未満減少している場合は、保証料は国が半額負担
この融資を申請する時点で減少割合が判明しているため、保証料については、特段の申請は不要
市区町村の認定書
この融資制度を利用するに当たっては、本店(個人事業主の方は主たる事業所)所在地の市町村(または特別区)の商工担当課等の窓口に認定申請書2通を提出(その事実を証明する書面等があれば添付)し、認定を受ける必要があります。
(「セーフティネット保証4号」「「セーフティネット保証5号」「危機関連保証」の取り扱いと同様」
【セーフティネット保証4号】で借りている事業者の取り扱い
すでに【セーフティネット保証4号】で借りている場合は、後から、借換えで対応するとのこと
しかし、金融機関としては、すでに資金調達ができている事業者よりも、まだ、資金調達が出来ていない事業者を優先して対応しなければならないため、借換えの取り扱いについては、優先順位が低くなるということが十分に予想されます。
この融資を利用するにあたって、今、しておくべきこと
(1)市区町村の認定証の取得
(2)懇意にしている金融機関担当者への声かけ
北おおさか信用金庫の利用をお勧めします
大阪北部限定となりますが、懇意にしている金融機関がない事業者の方は、北おおさか信用金庫が窓口になってくれるそうです。
下記必要書類を用意して、北おおさか信用金庫の窓口に相談に行かれることをお勧めします。
●決算書3期分(法人)
●確定申告書3期分(個人)
●代表者の運転免許証
もちろん決算や確定申告が3期未満の場合は、提出できるだけの決算書や確定申告書で大丈夫です。
なお法人で決算書を持参する場合は、かならず【勘定科目明細書】を添付してください。
それがついていないと、審査してもらえません。
上記の情報は、すべて2020年4月20日現在のものです。
状況によっては内容が変更となることもありますので、ご了承ください。
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