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仕組みさえわかれば、融資サポートに自信がつきます。
こんにちは。株式会社ネクストフェイズのヒガシカワです。
事業者が融資を希望すると、金融機関の担当者は「融資稟議書」を作成します。その融資稟議書が支店内の関係者及び支店長、本部の審査を行う部署に回覧された後、認否が決まります。
申請した融資の認否に直接関わるのが、融資稟議書の出来。担当者の力量が融資結果の原因(のひとつ)であることは、以前のブログで解説したとおりです。
●新型コロナ後の融資を成功させよう – 金融機関に「返済可能性」を印象づける【2】融資稟議書とは
つまり通りやすい融資稟議書作成には担当者の力量が重要。とはいえ現在の金融機関で通りやすい稟議書を書ける担当者は、ほんのひと握りです。きわめて多くの取引先を抱えて忙しい担当者が大半で、事業者へのヒアリングの経験も、またそのための時間も十分に持っていません。
そこで担当者の力量(だけ)に頼るのではなく、事業者側の対策が必要…と言いたいところですが、そこまでできる事業者は少ないもの。だからこそ私たち士業やコンサルタント等の専門家が、適切にサポートしたいですよね。
担当者が融資稟議書に書く項目は8つあります。
※以前のブログで「7つ」とお伝えしていましたが、一つ増やしました
このうち、融資の認否に大きな影響を与えるのが、以下の2点です。
この2点が、稟議書を読む側が納得できる内容であることが大前提です。
それ以外としては、担保や保証人について説明することでリスクの高い案件にも対応できる(4)保全も重要。
さらに(8)融資効果は、この融資の社会的意義を説明することで審査側を説得しやすくなります。
上記以外にも稟議書で重要視される項目として、以下が挙げられます。
これらを「資料」として提出すれば、担当者の情報収集や情報分析が十分でなくても、比較的通りやすい稟議書を作成してもらうことができます。
融資をスムーズに借りられるようにするためには、以下の2つが必要です。
懇意にしていない金融機関がなければ、融資申請しても担当者が熱意を持って対応してもらえません。熱意と書きましたが、実際には気合いや根性というより、稟議書全体に説得力があるか項目一つひとつに至るまで詳細に確認すること。時間も手間もかかりますから、担当者には「この融資を通したい」熱意も必要でしょう。それが「取引金融機関とは良好な関係を」と私が伝え続けている理由です。
また、ヒアリングの経験や時間が十分でない担当者が多い現状では、事業者の側で補完する必要があります。それは金融機関へ積極的に情報提供を行うことで補えるでしょう。
どのような情報提供をすればよいかわからない事業者には、私たち士業やコンサルタントがサポートに入ればいいのです。普段から月に一度、資料を作って金融機関を訪問し、情報提供をするだけで、「借りたいときに」「借りたい金額を」借りられるようになります。
「今より多くの資金を借りられるようになりたい」と希望する経営者に、「そのお手伝いができます」と伝えると、顧問契約を獲得しやすくなるでしょう。
そんな「いつでもスムーズに借りられる事業者にするためのサポート」ができる専門家になるためのヒントが手に入ります。
※融資に関する質問などにもその場でお答えします
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