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提供するサービス内容を「あえて」制限することも、ひとつのコツです。
こんにちは。株式会社ネクストフェイズのヒガシカワです。
ネクストフェイズが運営する一般社団法人融資コンサルタント協会では、会員からのメールや電話、ご来訪などによる個別相談にのったり、活動報告をいただいたりしています。
先日ある税理士の会員から、融資の知識をオンラインのサブスク形式で提供する方法について質問をいただきました。
オンラインのサブスク形式で
提供できないか考えているのですが
サービス内容をどう設定しようか
悩んでおります
なにか注意点などはありますか?
現在はどのようにお考えですか?
オンラインスクールをイメージしています
そこで
融資や、銀行交渉についての知識を
学んでいただくサービスとして考えています
学んだ内容や、それ以外でも
多くの疑問が出てくると思うので
メールや電話で回答するサポートも
サブスクに含む予定です
しかし…
メールや電話でのサポートなど
あまりいろんなサービスを入れると
サブスクではなく
顧問契約のような状態に
なってしまうので
その点は注意すべきです
そうなると
サービスを分ける意味が
薄れてしまいますね
サブスクがそもそも
「工数が少ないからこそ
安価で多くの人々に提供できる」
仕組みなので
顧問契約と同じくらい手数がかかる内容では
早晩、手一杯になるでしょう
承知しました!
自分の現在の業務量を考慮しつつ
改めて内容を練り直してみようと思います
昨今、様々な形式でコンサルティングサービスを展開し、活動の幅を広げる専門家は少なくありません。サブスク(サブスクリプション)型サービスもそのひとつです。
しかし今のような情報過多の状態で、もしサービスの内容が散漫(あれもこれも詰め込んだもの)だったり、抽象的(サービス内容や範囲がはっきりしないもの)だと、けっして事業者から選ばれないでしょう。
なぜなら事業者は「資金繰り」「融資」などまず具体的な困りごと・悩みごとがあって、それをキーワードに専門家を探しはじめるからです。
だからこそ、サービス内容の明確な設定が重要。事業者はあなたを見つけやすく、また「資金繰り改善を手伝ってほしい」「融資を受けられる銀行づきあいをサポートしてほしい」などと具体的に依頼しやすくなります。また専門家も、設定した内容を軸に事業者への提案がしやすくなります。
サービス開発時こそ設定に頭を悩ませるかもしれませんが、いったん規定してしまえば、新たなコンテンツとして、事業者と関わるきっかけが増えることでしょう。
そんな、事業者と関わるきっかけについてのヒントが手に入るセミナーです。
※融資に関する質問などにもその場でお答えします
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