- 2022-10-5
- 融資サポート
- ひとこと, 創業融資, 融資コンサルタント協会
「クライアントが何を重視しているか」がポイントです
こんにちは。株式会社ネクストフェイズのヒガシカワです。
ネクストフェイズが運営する一般社団法人融資コンサルタント協会では、会員からのメールや電話、ご来訪などによる個別相談にのったり、活動報告をいただいたりしています。
先日ある中小企業診断士の会員から、創業融資の申請先について質問をいただきました。
公庫と保証協会、どちらにする?
創業のお手伝いをしているのですが
創業融資の申込み先について
ご質問があります
以下2つを考えています
●日本政策金融公庫の創業融資
●信用保証協会の創業融資
上記、どちらを優先して
申し込んだほうがよいでしょうか
日本政策金融公庫
「条件」を優先するのであれば
信用保証協会の創業融資でしょうね
どういった理由からでしょうか?
日本政策金融公庫のメリットは「スピード」
創業融資の経験が豊富です
また、
「出来る限り前向きに創業支援しよう」
というスタンスなので
比較的スピーディに対応してくださることも
少なくないです
では
信用保証協会の「条件」とは
どういうことでしょうか
信用保証協会のメリットは各種条件
地方自治体から
利息や保証料の補填があることが多いので
うまくいけば
実質無利子で借りられることもあります
過疎の自治体は
「創業者を増やしたい」という理由から
優遇措置があることも
場合によってはあります
全然知りませんでした…
今お伝えしたことは
どこの地方自治体によるかで
内容も変わりますので
あくまでご参考程度にお考えください
上記をふまえ
「スピード」か「条件」の
どちらを優先するかですね
いずれにせよ
まずはクライアントさんが
「何を重視しているか」をきちんと聞いてから
申し込む先を決めた方がいいと思います
一言で「創業融資」といっても、取り扱う金融機関によりその内容は様々です。
申し込みにおける行動の速さは重要ですが、まずはいったん落ち着いて、「クライアントが何を重要視しているか」を事前に把握しておきましょう。
このヒアリングにより、クライアントも「創業融資を必要とする目的」について再考することができ、今後のビジネスの指標がより明確となることでしょう。
申し込んだ創業融資が実行されて終わりではなく、その企業が末永く、自身の力で存続することができるよう、企業の成長をサポートすることも含めて「創業支援」なのです。
そんな、企業の成長をサポートするためのヒントが手に入るセミナーです。