- 2022-10-31
- 融資サポート
- 保険営業, 創業融資, 士業のビジネスモデル, 実例
話を聞かせてくれた保険営業は、ほぼ100%の契約率だそうです。
こんにちは。株式会社ネクストフェイズのヒガシカワです。
2011年から開催している「融資に強い士業・コンサルタントになる方法セミナー」、以前は「融資に強いFP・士業になる方法セミナー」というタイトルでした。
銀行業界もそうですが、保険営業担当者もFP資格を取得している割合が高く、「融資に強いFP」と銘打つことで、多くの受講者が学びに来たのです。「財務コンサルティングをきっかけに、保険契約獲得へ」という参加動機を当時よく耳にしました。
しかし新型コロナウイルスの流行以降、保険営業担当者の受講者が減少。そこでセミナータイトルを、現状に変更したのでした。
さて、最近この「融資に強い士業・コンサルタントになる方法セミナー」に、保険営業担当者が戻ってきました。受講理由の多くは、「創業融資支援をしたいから」です。
では、なぜ保険営業担当者が創業支援に興味を持つのでしょうか。
創業融資を手伝った経営者が保険に入ってくれやすい
ある保険営業に、受講動機を尋ねてみました。
創業融資を獲得するお手伝いをした創業者が
うまく借りることができると
その後
ほぼ100%の確率で保険契約をしてくれるからです
もちろんそれはこの担当者の手腕によることで、100%でない保険営業もいるでしょう。しかし、契約してもらいやすい傾向はたしかにあるかもしれない。そこで、背景を少し詳しく尋ねてみました。
「融資の成功報酬は不要」と言えるのが保険営業のメリット
創業者の多くは、元サラリーマン。住宅ローンでの借入の経験はあるものの、事業に必要な資金を借り入れた経験のある人は、経理畑出身者以外ほとんどいません。
しかし創業融資は、事業(創業)に必要な資金を借り入れる制度。必要金額を確実に借りるためには、相応のノウハウが不可欠です。
多くの創業者は創業資金を借りるノウハウを持っていないため、確実に借りたい創業者は専門家に相談します。しかし当然ながら専門家に創業融資支援を依頼すると、たいていは着手金+成功報酬が必要です。手元が心細い創業者には、これが痛い。
保険営業が創業者に
「着手金や成功報酬は不要です」と伝えると
「ぜひ」と依頼されるケースが多いのです
創業融資の獲得が成功した場合、保険営業側から保険契約を勧めなくても、たいていは「お世話になったのだから保険契約しましょうか」と創業者の側から言い出してくれるのだそうです。
もちろん創業融資のサポート過程で、良好な人間関係を構築しておくのが前提です。
創業後に保険の見直し需要が生まれる
「創業者側から保険契約の申し出があるケースがほとんど」とのことですが、もちろん一部そうでない創業者もいます。
「この機会に
毎月のランニングコストを
下げられるかどうか
保険の見直しをしませんか」
と水を向けると
まず断られることなく
今の保険契約書を見せてくれます
たしかに「コストダウン」が目的なら、見せていただきやすいでしょう。またサラリーマン→経営者へ立場が変わることにより、「今の保険のままでいいのかな」と自問自答する創業者も多そうです。
この保険営業によると、上記の会話の後、より現状に沿った保険を提案できるとのこと。新たな契約ができる保険営業、「今の自分に適した」保険を契約できる創業者、どちらも喜ぶ結果です。
契約者貸付に言及すれば契約額が上がる傾向
また、さらに興味深い情報も出ました。
「契約者貸付」について伝えると
より高めの契約になる傾向があります
実際この話は、複数の保険営業からよく耳にします。
「契約者貸付という制度があるので、いざというときに活用できて安心です。資金繰りが悪化したときの対策になります」と伝えると、少し高い保険料の契約を選んでくれるのだとか。
たしかに創業融資を無事借りることができると、その直後は資金が潤沢になります。「先のために備えられるなら」と、高めの保険料を払う気になりやすいのでしょう。
実は私、「創業後しばらくは資金繰りが厳しいため、創業者は保険契約について消極的では」と思っていました。
しかし創業者の多くは一人でビジネスを始めるため、「何かあったときの不安」が大きく、保険契約についてはあまり抵抗がないのだそうです。
ポイントさえ押さえれば、創業融資サポートはけっして難しい業務ではありません。
それだけに競合相手も多いのですが、他の創業融資サポートをしている専門家と差別化すれば選んでもらえる確率が高くなります。
先述のように、保険営業なら「着手金も成功報酬も不要です」というアプローチで、「より選ばれやすくなる」差別化は容易にできるでしょう。これは大きな強みです。
あとは創業融資サポートに関する知識・スキル・ノウハウを手に入れるだけ。まずは学び、次に実際の経験を重ねることで、「創業融資のお手伝いをしましょうか」と積極的に周りに声をかける自信がついてくるでしょう。
そんな、創業融資サポートの知識・ノウハウを「ひととおり全部」学べるセミナーです。
「創業融資サポート大全 3時間セミナー2022」概要
以下に詳細をご紹介しましょう。
カリキュラム
●創業融資サポートが顧客獲得の「仕組み化」に役立つ理由
●創業融資案件が獲得できる【集客方法】と【営業方法】
●創業融資サポートに必要な7つの実務知識
●競合する士業・コンサルタントとの差別化
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日時・会場
●東京:2022年10月27日(木)、11月7日(月)、11月16日(水)
※いずれも13:00~16:00
・katana汐留オフィス(東京都港区東新橋2-10-10)
●大阪:2022年10月31日(月)、11月12日(土)、11月19日(土)
※いずれも14:00~17:00
・株式会社ネクストフェイズ会議室(大阪府吹田市豊津町40-6)
●オンライン:2022年11月2日(水)、11月11日(金)、11月21日(月)、11月24日(木)
※いずれも14:00~17:00
・Zoom(ご入金確認後にZoomミーティングアドレスをお知らせします)
受講料
7,700円(税込)
定員
●東京・大阪:各日先着6名限定
●オンライン:各日先着5名限定
申込み方法
下記の「創業融資サポート大全 3時間セミナー2022」ページからお申し込みいただけます。