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経営者だけでなく専門家にとっても、日ごろの民間金融機関との関係構築はとても重要です。
こんにちは。株式会社ネクストフェイズのヒガシカワです。
ネクストフェイズが運営する一般社団法人融資コンサルタント協会では、会員からのメールや電話、ご来訪などによる個別相談にのったり、活動報告をいただいたりしています。
先日ある中小企業診断士の会員から、事業再構築補助金採択者へのつなぎ融資について質問をいただきました。
補助金が実行されるまでの間
運転資金として必要な融資
いわゆる「つなぎ融資」を希望しています
日本政策金融公庫と民間金融機関の
どちらがよいでしょうか
「懇意にしている民間金融機関」
です
公庫は?
以下の条件を満たしていれば
公庫も前向きに話を聞いてくれるかもしれません
●融資希望額の3分の1ほどの自己資金がある
●融資希望額が、採択された補助金と同額かそれ以下
かつ1,000万円以下
実は今回のクライアント
自己資金も不足しているようでしたので…
やはり
懇意にしている民間金融機関への依頼ですね
もし
民間金融機関との関係を築けていない場合
融資の依頼方法は
他に何かありますか
懇意にしている民間金融機関がない場合
補助金のつなぎ融資を借りるのは
非常に難しいと思います
それでも申請しなければならないなら
以下の方法も検討してみてください
●融資を依頼する金融機関と懇意にしている
経営者や士業・コンサルタントに
当該金融機関の支店長を紹介してもらう
↓
●そのとき
採択された補助事業計画書を提出するだけでなく
金融機関向けの内容の事業計画書を新たに作成する
たしかに
関係がまったくないとはいえ
懇意にしている経営者や専門家の紹介があれば
金融機関の印象も違ってきそうですね
しかし
あくまで「前向きに話を聞いてもらえるかも」
程度の話ですので
期待しすぎないよう
経営者との会話では注意が必要です
理想的なのは
日ごろから民間金融機関との関係を構築しておき
いざというときに備えることですね
昨今、「補助金に採択されたのに、つなぎ融資の審査に通らなかった」という相談がたいへん増えています。
その「理由」と「借りるために必要な要件」についてまとめた記事も、ぜひ参考にご覧ください。
融資に関する専門的な事情を知らない経営者にとって、日ごろから民間金融機関との関係を築くことは、簡単なことではありません。
そもそも、そのような事情を知る機会が限られているので、無理のない話です。また、知るころには急を要する融資案件にまで発展していることも少なくありません。
しかし、専門家が懇意にしている民間金融機関があれば、差し迫った案件でもお手伝いできることはあります。「今まで融資取引などおつきあいの深い銀行がなければ、私の知っている金融機関に相談してみましょうか」と提案できたら、経営者はどれほど心強く思うでしょう。
日々、専門家として多くの相談を寄せられるなか、少しでも新しい金融機関と知り合う・関わるきっかけがあれば、積極的に関係を深めていきたいものです。
そんな、民間金融機関との関係構築についてのヒントが手に入るセミナーです。
※融資に関する質問などにもその場でお答えします
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