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金融機関と顧客の橋渡し役になることで、金融機関からも重宝される専門家となります。
ネクストフェイズが運営する一般社団法人融資コンサルタント協会では、会員からのメールや電話、ご来訪などによる個別相談にのったり、活動報告をいただいたりしています。
先日ある中小企業診断士の会員から、金融機関との関係構築について質問をいただきました。
希望融資額がたとえ少額であっても
受け付けてくれないと思いますが
この認識は間違いないですか?
その認識で間違いないです
では、金融機関との関係を構築するために
まずは法人の普通預金口座を申し込み
数か月たってから
初めて融資を申し込もうと思うのですが
この流れに問題はないでしょうか?
金融機関との関係性が構築できたとは
言えないんです
預金口座を作成したうえで
毎月、当該金融機関との
コミュニケーションが必要になります
「口座開設した後に金融機関に対して
事業計画書を提出し
毎月、月次事業報告書を提出した上で、
前月の業況報告を行う」
といったアクションを取ることです
このように
金融機関とのコミュニケーションを
密にしたうえで
積極的に情報提供を行うことが
必要になります
コミュニケーションをとる期間は
どれくらい必要でしょうか?
6ヶ月ぐらいの期間は
必要になるでしょうね
話はわかるのですが
少し納得できない点が…
なぜ顧客側が
そこまでの労力を必要とされるのでしょうか
事実として受け入れるには
少々納得できないのですが…
しかし、今の金融機関は
担当者の「情報収集能力」も
「情報分析能力」も不足していることが
少なくありません
そのため、専門家がサポートしない限り
融資審査が有利になるような稟議書を
あげていただく確率はとても低いです
納得できないながらも、私たちが行うべきことが
理解いただけると思います
僕もていねいに説明を続けるつもりやで
顧客と業者、ではなく
事業を営んでなかったら、
銀行って貯金するところ、住宅ローン組むところ、
ってイメージしかないもん
融資してくれるところ、というより
こちらの状況に応じてあれこれ提案したり
アドバイスもしてくれるしね
となると
なおさら上手につきあっていきたいものですね
相談者さんからもあったとおり、「なぜ顧客側が」という気持ちになるのも無理はないと思います。しかし、金融機関もコロナ禍により従来の審査を行うことが出来ず、結果、担当者が自らの能力を培う機会を失ったのも事実です。
相談者さんがその過程や現状に納得しきれないとのこと、記事を書いている私自身も同感です。しかし同時に、士業・コンサルタントの重要な業務のひとつは、顧客の融資審査を「より有利に」導くことではないかとも私は思うのです。コロナの前・後に関わらず、です。
「一介のマーケターが何を偉そうに」と思われるかもしれません。しかし体制を変えられない以上、そうしたひとつの目的に対して各個人が意思決定することのほうが、より事業者に貢献できるのではないかと思うのです。
ネクストフェイズのセミナーでは、知識・ノウハウだけでなく、専門家としてのマインドセットについてもお伝えしております。
※融資に関する質問などにもその場でお答えします
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