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あと3ヶ月、借換えによる返済据置期間の延長は可能になります。
こんにちは。株式会社ネクストフェイズのヒガシカワです。
私はこれまで「2024年3月末でコロナ融資制度が終了するので、返済据置期間を延ばしたいのであれば、3月上旬までに手続きを済ませるように」と何度も言及してきました。コロナの影響も収束した今となっては、コロナ融資の延長はあり得ないと思っていたからです。
しかし、政府はもう一度、新型コロナウイルス対策として導入した中小企業向け資金繰り支援策を延長することに決めたようです。
3月末終了予定で、6月末まで延長されるコロナ融資制度は2つ。
ひとつは、信用保証協会の保証つき融資である「セーフティネット保証4号」を利用した「コロナ借換保証制度」。
もうひとつは、日本政策金融公庫の「新型コロナウイルス感染症特別貸付制度」。
4月にゼロゼロ融資(民間金融機関による実質無利子・無担保融資)の返済ピークを迎える事業者が多いため、それに対応するべく今回の延長となったようです。
2024年3月8日の日本経済新聞の記事「政府コロナ対策の資金繰り支援、3カ月延長」によると、「一部の支援策を除き、6月末でコロナ対策の資金繰り支援制度を終える見通し」とのことであり、7月以降はコロナ前の水準の支援に戻していくようです。これが最後の「返済据置期間延長」のチャンスとなります。
以前のブログで、「2024年3月末にコロナ融資が終了するのであれば、2月半ばまでの申込みが必要」とお伝えしました。
今回6月末まで延長されたということで、金融機関に依頼するデッドラインも5月半ばまで延びたことになります。
士業・コンサルタントのみなさん。今回が本当に最終延長ぽいので、みなさんの周りに「コロナ融資の返済が厳しくて困っている」という事業者の方が周りにいるようなら、ぜひ提案してみてください。
コロナ融資を借りている金融機関に
「借換えによる据置期間延長」をお願いしてみてはいかがですか?
この一言で助かる事業者も数多くいるでしょう。
前項で、「5月半ばまでに金融機関に対して、借換えによる据置期間延長の依頼」をするようお伝えしました。が、もしかして、デッドラインは少し早まるかもしれません。
というのも、今回は明確に「7月以降の延長はない」というアナウンスがでるかもしれません。
そんなアナウンスが出ると、多くの事業者が「今のうちに申し込んでおこう」と駆け込み申請が爆発的に増える可能性があります。
公庫も保証協会も限られたスタッフで業務を行っているため、キャパシティを超える業務量になった場合は、その時点で受付を終了することもあり得ます。
また、5月ということでゴールデンウィークも絡んできます。確実を期するために、事業者に「金融機関に対する、借換えによる据置期間延長の依頼」を促す際は、「4月下旬までに」と伝える方が親切かもしれませんね。
融資制度の情報や保証制度の情報は「鮮度」が重要になることがよくあります。今回のように「制度が終了する」という場合、それを知ることが遅くなったため、出遅れて申込みに間に合わなくなったケースというのはとても多いです。
士業・コンサルタントとして、事業者のサポートを行う場合は、できるだけ速やかな情報提供を心掛ける必要があるでしょう。
そんな融資制度や保証制度に関する情報を可及的速やかに入手するためのヒントが手に入ります。
※融資に関する質問などにもその場でお答えします
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