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創業者へのアプローチは独立開業間もない士業・コンサルタントにとって現実的かつ有効な戦略

とくに経験の浅い士業・コンサルタントにとって、さまざまな面で相性のよい営業先が創業者です。税理士はもちろん、中小企業診断士、行政書士も気負わずアプローチでき、対等な関係を築いていけます。

こんにちは。株式会社ネクストフェイズのヒガシカワです。

独立開業してからあまり時間が経っていない士業・コンサルタントの間で、「創業融資支援」への関心が高まっています。

これはとてもよい傾向です。なぜなら創業融資の支援は、開業間もない士業・コンサルタントにとって、自身の専門性を活かしながら、実績を積みやすい分野だからです。

先輩士業の既存客を奪う必要がない本業案件受任のしやすさ、経営者(創業者仲間)への紹介など、経験が浅い士業・コンサルタントにとって創業融資の支援には多くのメリットがあります。今日は創業者が開業直後の士業・コンサルタントにとって、なぜ重要な存在なのか、その理由をお伝えしましょう。

創業者は、対等な信頼関係を築きやすい相手

創業者の多くは、初めての事業運営に挑む方々です。経営や融資について情報収集をしてはいるものの、「何がわからないかがわからない」という状態にあることも珍しくありません。

日本政策金融公庫の「2024年度新規開業実態調査」によれば、2024年の開業者の9割以上は正社員や非正規社員などの雇用形態から独立しており、多くの創業者は経営の実務経験がない状況で事業をスタートしています。

このような背景から、士業やコンサルタントが専門知識をもとにアドバイスすることは、創業者にとって非常にありがたい支援になります。また士業側にとっても、経営の初期からサポートを行うことで信頼を築くことができ、長期的な関係に発展する可能性が高くなります。

多くの創業者が「資金調達」に課題を抱えている

また上の同調査によると、開業時の平均資金調達額は1,197万円。そのうち約65%にあたる780万円が「金融機関等からの借り入れ」によるものです。自己資金で賄える割合は平均24.5%とされており、創業時には資金調達が大きな壁となっていることがわかります。

また、「開業時に苦労したこと」としてもっとも多かったのが「資金繰り・資金調達」(59.2%)。この数字が示すように、創業融資の必要性は非常に高く、この分野での支援が求められています

創業者が創業融資支援を依頼する3つの典型的なケース

創業者からの相談には、おもに以下の3つのパターンがあります。

1. 初めての融資に不安を感じている

(住宅ローンや自動車ローンではない)事業用の融資を受けるのが初めてで、申請の方法必要書類の整え方がわからず、不安を感じている創業者からの相談。細かい点にも気配りしたサポートが喜ばれます。

2. 希望通りの融資額が得られなかった

日本政策金融公庫に申し込んだものの、希望額の満額が借りられず、計画に支障が出てしまったケース。借りられなかった追加資金の調達のため、「次こそ確実に」と専門家にサポートを求めることがあります。

3. 創業融資の申請が否決された

自己申請で融資を申し込んだものの、事業計画の精度説明不足で否決されてしまったケース。改善点のアドバイスを求めて相談が寄せられます。

いずれの場合も、初回の相談時に「創業融資に詳しい信頼できる専門家」と思ってもらえれば、その後の支援依頼につながる可能性は高まります。

顧問契約につながるチャンスもある

創業者との出会いは、単発の支援業務だけで終わるとは限りません。創業直後は何かと不安や課題も多いため、「この人に継続的に相談したい」と思ってもらえれば、顧問契約につながることは十分にあります。

たとえば税理士の場合、創業融資支援からスタートして顧問契約に発展する例はたいへん多いもの。また中小企業診断士なら融資後の財務・資金繰りの定期チェック行政書士なら会社設立各種許認可など本業案件の受任につながりやすいのです。

そのためにも初期の信頼構築が重要な鍵を握っています。

経験よりも「伝え方」が成果を左右する

創業者に対する支援で重要なのは、経験の量よりも、相手の立場を理解した「伝え方」です。たとえ開業間もない駆け出しの士業・コンサルタントであっても、融資制度や資金計画の基本について誠実に説明するだけで、創業者は多くを学び、さらに安心感を得られるでしょう。

実際に「この専門家は話をよく聞いてくれて、わかりやすく教えてくれる」と思ってもらえれば、顧客満足度は高くなり、上にも書いたとおりその後の依頼にもつながります。謙虚な姿勢を保ちつつ、教科書どおりではなく相手の状況にあわせたアドバイスをすることで、自然と信頼は育まれていくでしょう。

開業まもない士業・コンサルタントにとって創業者は互いに成長しあえる存在

創業融資の支援は士業・コンサルタントにとって「専門知識を元にした指導」ではありますが、相手の創業者は「ともに成長できるパートナー」でもあります。

自身が開業したばかりの士業・コンサルタントだからこそ、創業者が悩むポイントも理解しやすいでしょう。創業者の課題に真摯に向き合い、サポートを通じて信頼を積み重ねていくことで、確実に経験と実績を積むことができます。

融資に詳しくなることで、相談が自然と集まるようになる

創業融資の支援を通じて信頼を得ると、経営者(創業者)仲間への紹介やクチコミによって相談の輪が広がっていきます。なかでも多いのが「満額借りられなかった」「融資を断られた」といった内容の相談です。

なお、「一度融資を断られたら、3ヶ月は再申請できない」という噂がありますが、これは誤解です否決理由を改善すれば、3ヶ月を待たずに再申請が可能になるケースは少なくありません。

実務から創業者へのアプローチ法まで融資支援を学べるセミナー

ネクストフェイズは創業融資支援に取り組みたいと考える士業・コンサルタント向けに、現場で求められる知識ノウハウなど、実践的な内容のセミナーを開催しています。

あわせて創業者と出会える場所、アプローチ方法もお伝えしますので、「明日からでも営業活動したくなる」、「学んだことをすぐに活かせる」と好評です。

創業融資の支援を通じて専門家としての地力をつけ、現場で実力を磨きながら信頼を得ていきましょう。

※実際の創業融資支援についての個別質問にもその場でお答えします

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