- 2015-11-25
- 融資サポート
- 金融機関とのつきあい方
銀行における融資の責任者は、「貸付担当役席」です。
貸付担当役席と仲良くなれば、融資がらみでお客さんを紹介してくれます。
また、融資に関しては、とても円滑に事が進むようになりますので、クライアントに
とても喜んでもらえるようにもなります。
貸付担当役席との知り合い方は、比較的簡単です。
「自分の顧問先と一緒に銀行を訪問する」
だけで、貸付担当役席と知り合いになれます。
今まで担当者に来てもらうばかりで、銀行を訪問したことのないあなたのクライアントにとって、
銀行は敷居の高いところと感じています。
そのクライアントに
「社長、一緒に銀行いって、貸付担当役席とパイプをつくりましょう」
と言っても、尻込みすると思います。
まず、「知り合うきっかけ」を作るのが難しいと思っているからです。
そこで、貸付担当役席と知りあうきっかけ作りの方法を伝授しましょう。
こんな風に教えてあげることで、経営者は行動に移してくれます。
(士:士業・コンサルタント等の専門家: 社:社長)
士:「社長。貸付担当先とパイプを作るためには、こちらから会いに行く必要があります。
一度、一緒に挨拶にいきませんか?」
社:「私、貸付担当役席の人と面識がないけど、いきなり挨拶に行っても、迷惑がられないかな?」
士:「別に迷惑がられることはありませんよ。でも、不安だったら、まず、担当者の○○君に連絡しましょう。
彼に
『挨拶に行きたいので貸付担当役席の方とアポイントをとってくれないか』
と頼んでみてはどうですか?
頼むときに、こう言ってください。
『○○君。この前、商工会議所のセミナーで【銀行との上手なつきあいかた】という話を聞いたんだ。
講師の先生は、〈銀行とうまくつきあうためには、貸付担当役席とのパイプを作って、積極的に
情報提供をしなさい〉と言ってたので、早速、貸付担当役席さんに挨拶にいきたいのだけれど、
アポイントとってくれませんか?』
という風にです。」
社:「わかりました。その通り話してみます。」
銀行の担当者も、自分の会社の人間のアポイントをとるのには抵抗はないですし、
アポイントの理由もはっきり言っているため、快く引き受けてくれます。
アポイントをとれたら、約束した日に社長と一緒に銀行を訪問してください。
挨拶のときに名刺交換となりますが、そのときには、
「顧問○○士の××です。社長の会社の事業計画の作成や、毎月、事業計画が円滑に進捗しているかどうか、
経営内容を振り返るお手伝いをしています」
と「顧問先の経営をサポートしている専門家」というアピールをしてください。
そして、こう伝えるのです。
「これから、社長は月次の経営状況の報告をできる限りしていきたいと言われています。
基本的には、社長と私で訪問させていただくつもりですが、社長が都合の悪いときには、
代わりに私が報告に伺わせていただきますので、よろしくお願いします」
そうすれば、今後は毎月、自然な流れで貸付担当役席に会うことができます。
むしろ、社長が一緒にいないときのほうが、自分をアピールできる良い機会になります。
会う回数が多ければ多いほど、人間関係は深くなるので、知り合うことができれば、
できる限り会う回数を増やすように工夫してください。
貸付担当先とのパイプが出来れば、次は太くすること。
パイプが太くなればなるほど、相談や紹介が増えてきます。
では、どうすれば貸付担当役席とのパイプを、太くすることができるでしょうか?
そのヒントを手に入れることができます。
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